最近ふと思うことがあるのですが、カリキュラムは誰のために作られているのでしょうか?
当然、子供たちのためです。しかしながら、いろいろな学校のことを考えて、テンコモリになっている現在のカリキュラム。一人一人の子供たちのニーズに照らしてみると、あれもいらない、これもいらないという話になってしまうのです。
現在、春期講習の教材を作っているのですが、詩はいったいどのくらい必要なのだろうかという話になりました。最近詩を出題する学校はめっきり減りました。ためしに2006年度の入試で見てみると60数校のうち2校だけ。最近の国語の入試問題でいえば、物語文、説明文、漢字という学校が圧倒的に多いのです。