またして母親講座」カテゴリーアーカイブ

第3回 カリキュラムは誰のため? 

最近ふと思うことがあるのですが、カリキュラムは誰のために作られているのでしょうか?

当然、子供たちのためです。しかしながら、いろいろな学校のことを考えて、テンコモリになっている現在のカリキュラム。一人一人の子供たちのニーズに照らしてみると、あれもいらない、これもいらないという話になってしまうのです。

現在、春期講習の教材を作っているのですが、詩はいったいどのくらい必要なのだろうかという話になりました。最近詩を出題する学校はめっきり減りました。ためしに2006年度の入試で見てみると60数校のうち2校だけ。最近の国語の入試問題でいえば、物語文、説明文、漢字という学校が圧倒的に多いのです。

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第4回 子供の勉強をどう管理するか

中学受験では、子供たちが自分で計画を立てて、自分でそれをこなしていくという段階にはなかなかなりません。(まあ、受験の3ヶ月前くらいからなら違うでしょうが。)たいていの場合で言えば、お母さんがいない間は、多少なりとも自分のやりたいことを優先してしまう傾向はあるでしょう。(これはお母さんが働いているかどうかはあまり関係がありません。誰も見ていなければ、という話ですね。)

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