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第23回 自学自習の習慣をつける

最近は塾に通う年令がだんだん早くなってきました。1年生や2年生から塾に通い始める子供たちも決して少なくはありません。しかし、本当は塾に通うよりも大事なことがあります。それは自学自習の習慣をつけるということです。塾に通うことが、このきっかけになるのであれば、それはそれで大変効果があるでしょう。しかし最近の保護者のみなさんの話を聞いていると、「塾に出しておけば大丈夫」という考えがあるようです。それは決して正しくはありません。

 低学年のときに最も大事なことは、四則計算の練習や漢字の練習などを地道に繰り返すことなのです。ただ、子どもたちはまだ幼い分、指導者がほめてあげさえすれば、この地道な練習にも積極的に取り組んでくれます。ただ、最近の小学校ではあまりこの地道な作業を繰り返すことをしなくなりました。

 陰山先生の百ます計算は、大変優れたメソッドです。まず、子どもたちの基礎力をしっかり身に付けるために、1枚の表を埋めるという作業をすることで、繰り返し計算の練習をさせてます。ただ、これも指導者が子供たちのモチベーションを十分に引き出し、かつ家庭でも繰り返し練習するということができなければいけないのです。

 家でもしっかり自分で勉強する習慣をつければ、そんなに早く塾に行かなくても中学受験の準備をスタートさせることができます。逆にそれができなければどんなに早くに塾に行かせても、結果として成功する確率は低くなるでしょう。

第22回 スクールカラーについて

よく私はスクールカラーについて、管理型と放任型という分け方をします。ひとつには大学受験に対する取り組みをあらわしていて、学校側が主導して塾のように生徒の成績管理と進路指導をする学校と、生徒にまかせてしまう学校に分かれます。ただ、一番大きな差は、やはり生徒が今後の進路をどう決めていくかにあたって、学校の生徒に対する関わり方ではないでしょうか。

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第21回 志望校をどう選ぶか(2)

受験校か、付属校かが決まれば、次に共学か、男子校、女子校かを選ぶ必要があります。男の子は比較的かまわないことの方が多いですが、女の子はどうしてもこだわる可能性が高いので、本人の話をよく聞いてあげることでしょう。

その方向が決まれば、自宅からほぼ1時間以内でいける学校をリストアップします。これが第一次候補。その中で、第一志望を選んでいくわけですが、次に考えないといけないのがスクールカラーになります。

スクールカラーは大きく分けて
(1)放任型
(2)管理型
になります。放任型は、子どもの自主性を尊重するため、学校での大学受験指導にはそれほど熱心ではない。むしろ、子どものやりたい勉強をしっかり見つけさせていくために、いろいろな場を提供してくれますが、やらせっぱなしということが多い。宿題も多くはない分、子どもの意識がないと勉強が進みません。

管理型はその逆で、成績管理をしっかりし、宿題も多い。大学受験の指導も熱心ですが、ついていけないとなると放り出される学校も少なくないので、管理型で親が安心できるかどうかといえば、気をつけておかないといけない部分があるでしょう。

子どもがどちらの学校のスクールカラーに合うかどうかを考えると、さらに候補が絞り込まれてきます。後は、その学校の説明会やホームページ、あるいは文化祭などを通じて第一志望を絞り込んでいくという過程になるでしょう。

ただ、説明会は秋以降に多いので、それまでにある程度絞り込んでおく必要があろうかと思います。