次はできる、と思えるように

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この時期になると、そろそろやっている問題はもう、入試まで当たらないという可能性があります。ここでやって、次にお目にかかるのは入試ということになるとすれば、ここでしっかり理解できていればいいが、そうでなければ、やったことがあるなあ、ぐらいで試験を受けることになる。

入試問題を見た後、子どもたちに、

「この問題はやったよね。」というと、

「え、やったっけ?」と言われて、良くがっかりしたものですが、しかし、これはよくあることなのです。

つまり入試で出る問題は塾でも良く研究しているから、確かに塾でやった問題が入試で出る場合はあるわけですが、それができない、ということは非常にもったいない。

だから、今は復習が大事なのです。

一応取り組んだのだから、どうせやるのなら、次にこれが出ても絶対にできる、というような自信をもてるように練習してほしいのです。

復習するときに、これは次にできるかどうか?と自分に問いかけてみる。

まだ充分でないな、と思ったら、もう一回やってみるのも大事でしょう。

そんなことをしていたら、時間が足りなくなるかもしれません。

しかし、全部が中途半端であるよりは、これだけは大丈夫、というようにしていった方が良いのです。

この時期は復習の精度を上げることが大切です。

これをやるのは、もうこれで最後だ、という意識を持っていれば、多少なりとも結果は違ってきます。

次に出されても絶対できる、という自信をぜひ培って行きましょう。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月23日の問題(立体図形の問題)

1週間無料公開されています。


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