ゴリラ先生のLET’S合格」カテゴリーアーカイブ

第35回 入試心得(2)

いよいよ入試です。できれば以下の心得をメモして、入試に向かう途中で見返してください。落ち着いて、自分の力を発揮することを心がけましょう。

(1)まず全体を見渡そう。何問でているか、最後は何番か。自分のできそうな問題から始めるのがコツだ。
(2)問題はよく読もう。ミスは「できた」と思ったときに、犯しやすい。答えが出たと思ったら、もう一度、問題を確認しよう。特に単位に気をつけて。
(3)字はていねいに書こう。計算は消さずに残して、その場で見直そう。後での検算より、その場の検算。
(4)間違えたと思ったとき、すぐ全部消さないこと。使えるところがないか、一度は考えよう。
(5)できそうな問題から先に解こう。入試は満点を取るテストではなく、合格点をとるテストだ。難しい問題ができなくても合格するが、みんなができる問題を間違えてはいけない。
(6)記述は、最初に言いたいことを書くのがコツ。1つの文は1つのことをいえばよい。あまり一文を長くしないこと。
(7)漢字は自信を持って書こう。
(8)問題の条件に下線を引いておこう。使った条件はチェックしよう。問題が解けないとき、もう一度確かめてみよう。使っていない条件があるはずだ。
(9)絶対に合格するんだという強い気持ちをもって、試験に臨もう。その気持ちがいろいろな力を引き出してくれる。
(10)終わった試験のことは、気にしない。次にできることに集中しよう。

第34回 入試心得(1)

入試が間もなく始まります。まず前日の準備と心構えについてお話しましょう。

(1)持ち物チェック。
実施要綱を見て準備しましょう。実施要綱に書いてあるもの以外は持ち込まないという考えでいいのですが、時間つぶしの暗記用テキスト、あるいは顔がほてるのをおさえるおしぼりなどは準備しておいていいでしょう。特に大事なのは受験票。最初から自分のかばんの中に入れておいてください。

(2)前日の勉強
試験の準備が終わったら、勉強した方がいいでしょう。やるものは理社の暗記、過去問など。これまでの学習内容を確認する程度にしておきます。夜、寝やすくするためにも、ある程度の時間は勉強してください。このときも、ていねいに字を書くように注意しましょう。計算をきちんと書く、字をていねいに書く、合否はていねいさで決まるものです。自分のできる問題を確実に正答すればいいのです。「ていねいに解く」、「ていねいに書く」を徹底しましょう。

(3)食事
食事は軽めにしておいてください。スタミナはあまり考えない。むしろ少しおなかがすくくらいが良いでしょう。これは試験当日の朝食もいっしょ。少し空腹くらいの方が頭は回転します。ごはんを食べ、お風呂に入って、もう少し勉強したら、10時ごろには寝ましょう。

(4)眠れなかったら
そのときは朝まで起きていよう、くらいに思って布団の中で楽しいことを考えていましょう。試験が終わったら何して遊ぼうか、などを考えればいいのです。やがて眠ってしまうと思います。一番いけないのは「寝なきゃ」と思うこと。そんなことにプレッシャーを感じる必要はありません。明日は、全力を出し切ろう!そういう気持ちでいれば妙なプレシャーからは解放されるでしょう。

第33回 合格答案の作り方 【理社編】

まず全体を見渡してください。何問あるか、確認しましょう。そして自分が得意な範囲だと思うところには○、あまり自信がないなあと思うところには▽をつけておきましょう。そして時間配分を考えたら、○をつけた問題から解いていきます。ここでも問題の条件には下線を引きます。正しいものを選ぶのか、問題の条件を確認しながら解きすすめてください。理科の計算問題は、算数と同じように式をきちんと書きましょう。でた数字が何なのかもしっかりメモしてください。そして答えが出たと思ったら、もう一度問題を確認するのも算数と同じです。

全体を通じていえることですが、正確に出来る問題を解き上げるということに集中することが大事です。最初考えたところで、すぐ解き方が浮かばないという問題は後回しにして、まずは解ける問題に時間を使ってください。残りの時間はもう多くはありませんが、ぜひ過去問や類題を使って練習してください。自分が出来る問題を確実に得点できる受験生は合格可能性が大変高くなります。そのためにはいかにミスを減らすかが重要で、ミスの原因を徹底的に取り除く必要があるのです。もちろん字はていねいに、きれいに書いてください。自分が書いた字を見間違えるなどというのは、一番つまらないミスですね。これまでの勉強をしっかり得点に結びつけることが、入試本番では大事ですから、つねに注意を怠らないようにしてほしいと思います。