なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第468回 何かを変えるべき時期

■ 同じ塾で5年生から6年生に進級すると、やはりそれほど勉強の仕方が変わるわけではありません。2月から新6年生にはなったものの、宿題をやったり、復習をやったりしているが、相変わらず成績は上がらないということになりかねない。

■ 今のままのポジションで、入りたい学校に本当に入れるのか?ここをしっかり吟味しないといけません。多くの塾では、3年生の3学期から始めた分、そろそろ全部のカリキュラムの履修が終わる頃でしょう。

■ で、これからは復習に入るわけですが、ここで今までと同じようなやり方をすれば、同じポジションにいることがほとんどです。なぜなら、上の層がいるから。つまり、そこは常に相対的に評価されるわけで、本来志望校に入るのに必要な勉強が行われるわけではない、のです。

■ 偏差値で輪切りにされて、そのクラスはこのくらいの成績だから、このレベルの勉強をすればいい、と決められてしまう。志望校を考えればもう少し違った問題を練習しなければならないのに、志望校のレベルとは違うことばかりになる可能性があるのです。

■ でも、やりたい勉強をしている上のクラスには行けません。なぜ?上の子どもたちがいるからでしょう。だから、いつまでたっても行きたい学校に必要な勉強はできないのです。

■ だから、今のままでは志望校には合格できない、ということになるでしょう。そのうち、このくらいの偏差値だから、目標は無理ですね、ぐらい言われかねない。

■ 具体的に何かを変えないといけないのです。相対的な評価から抜け出して、ダイレクトに志望校を狙う方法にしないと、状況は変わらないのではないですか?


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第467回 出題に関するコロナ禍の影響

■ 2月3日まで入試が進みましたが、各校の入試問題を見てみると、例年に比べてやや変化が出てきていると感じる問題が出てきました。

■ 思い起こしてみると、2月28日から緊急事態宣言が出されて、学校は2ヶ月間休校になり、塾も授業ができなくなりました。で、それは家で勉強できるから良いだろう、という面もあったかもしれませんが、しかし、子どもたちからすればずっと家にいないといけない状況。

■ さらに追い打ちをかけたのが、夏休みの短縮です。学校が休校分を取り戻したいということで夏休みを短縮したのですが、塾も本当のことを言えば2ヶ月間を取り戻したいところがあった。したがって夏期講習が短くなったのはやはり痛かったのです。

■ で、各校ともこの状況を鑑みたとき、例年通りの出題で良いかとうか、という問題につきあったでしょう。もちろん大幅に変えるわけにはいかないが、みんなができない、という問題は出したくない。しかし、実際に秋に相当がんばったとしても、やはり力が足りていない場合があり得る。

■ そこで考え出されたのが、記述と資料読解問題、あるいはじっくり考える問題でした。つまり、思考力、表現力を問う。特に知識がなくてもそれなりに考える力が鍛えられてれば解ける問題、というのを出題したのです。

■ これは傾向が変わったのではなく、今年の対応として学校側がどうしても必要だった、と判断したからでしょう。あまりにみんなができなくて差がつかないよりは、しっかりとした思考力を見極めることで結果につなげたいと考えるのは当然といえば当然の結果でした。

■ 最後までコロナ禍でいろいろ影響があった子どもたちですが、その分、タフネスさも身について柔軟に対応できたのではないかと思います。


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第465回 問題が難しければ合格点は下がる

■ 学校としては問題を作るにあたって難度をなるべく変えないようにする、というのが一般的です。というのも、毎回いろいろ変更をすると、受験生が減る。

■ 減って欲しいと感じているのなら別ですが、そうでなければやはり安定的な難度にしたい、と考えるのが普通でしょう。

■ しかし、たまに、間違えることがある。問題制作が行き詰まって、ちょっと難しくなってしまったとか、つい先生に力が入ってしまって問題が難しくなったとか。

■ あまり慣れていない先生が作ると、そういうこともたまにある。しかし。まあ、問題が難しくなれば合格点は下がるのです。ただ、合格点が下がると学校側にとっては取りこぼしは少なくなる。取りこぼしというのは出来る子を落とす、という意味ですが、できる子は何とかするところがあるからです。

■ なので、難しいと思っても、とにかくできる限りの力を尽くすことが大事。良く問題文を読んでいると、案外、そういうこと、みたいなヒントが見つかるものです。


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