なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第530回 相対比較の発想はやめた方が良い

■ 子どもの教育に関して、どうも相対比較の話がつきません。中学受験でも偏差値がいくつ、学校の合格偏差値がいくつ、~ちゃんは何クラス、うちは…みたいな話が多いのですが、実のことをいうとこれは幻でしかない。

■ 土台人間の力をある数値で表すなどということはできないのです。できないことをやっているから幻でしかない。

■ 中学受験でシンプルに必要なのは志望校の合格点をとれるかどうか、だけです。

■ 別に途中の成績を持っていくわけではない。中学受験は試験一発勝負ですから、その時合格点がとれるかだけを考えればよい。

■ だからそこに注力をした方が良いのです。合格点をとれるようにするにはどうすればいいか。

■ 塾はいろいろ相対比較のものさしを持ち込んでくるが、シンプルに合格点を取りにいくことを考えた方が親も子も精神安定上良い結果につながります。


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第529回 入試で出ることは5・6年で習う

■ 中学受験の低年齢化が進んでいます。今から10年ぐらい前は小学校4年生の2月からスタートして、およそ2年で中学受験の準備が終了していました。しかし、その後カリキュラムの前倒しが始まり、スタートが小学校3年の2月になり、最近はさらに進んで小学校2年の2月になったりしている。

■ こうなるとまあ小学校に入ると同時に中学受験の塾に入る、みたいなことも起き始めているようですが、しかし、やはり学齢に合わせてやらないと結局無駄な時間を過ごすことになる。

■ 中学入試に出題されることはどんなに急いだところで、やはり小学校5年と6年生で学習することになるのです。例えば理科は比と割合を習わないと、理科計算には進めない。比と割合を学ぶためには、分数の計算ができなければならず、ということは約数と倍数がわからないといけなくて…。

■ もちろんそういうことを早くやる、ということは子どもによってできることもあるでしょう。ただ、その時間に別のことをやらなければいけないところもある。例えば運動をしたり、みんなと遊んだり、あるいは音楽や美術の才が出てくることもあるかもしれない。伸ばすべき子どもの力はただ勉強だけではないのです。

■ 入試に出るものはその時にやればよいところはやはりあるので、そう慌てなくてもよいのです。ある大手塾の1・2年生がいっぱいになったから、もう入れない、などという話が広まっていますが、大丈夫。ちゃんと4年生や5年生になったら定員が広がるようになっています。もともと1・2年生と教える先生が少ないからそうなっているだけの話。

■ 中学受験が過熱すると、おおむねこういうことが起こるのはいつでも同じようですから、とにかく焦らないことです。


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第528回 子どもは自己肯定感で支えられる

■ 子どもがとても悪い点数のテストを持って帰ってきました。そのお父さんはずっと褒めることを信条としてきたので、ここでも何か褒める手はないかと考えた。それで瞬間に

「しかし、よく持って帰って見せてくれたなあ。それはなかなかできることではないから、えらいぞ」

と褒めたそうです。褒めようと思えば、いろいろ手はある。

■ そしてこれが大事なことですが、子どもは自己肯定感が強くなれば、いろいろな長所を伸ばすことができる。短所というのは人間なかなか直らないものですが、長所は伸びやすい。もともと自分で得意だと思っていることは、本人が面白いと思ってやることになりやすいし、没頭すればそれなりにすごい力になってくる。

■ だから、「君は算数はできるなあ」といえば、そうなる可能性は大きいのです。

■ 近年、中学受験が過熱化してきて、データ化が熱心に行われると、ここが危うくなる。君は算数ができるぞ、といったって、点数が悪いと本人がそう思えなくなる。そうすると自己肯定感が作られにくくなるから、子どもの成長の可能性が妨げられるところがあるのです。

■ お父さん、お母さんもデータを見るから「うちの子はできない」と思いやすい。しかし、こんなのは一時のデータに過ぎないのです。

■ 子どもががんばるのに必要なのは自己肯定感、自信です。それを支えるのは褒める言葉しかありません。


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