なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第125回 春休みの学習

■ 塾に入ってから、初めての長期休みが今度の春休みになります。したがって、確かに講習はあるのですが、それも多くの場合は復習に充てられているはずなので、まずしっかりこの2カ月の復習をしましょう。

■ これは、全学年、同じです。先に行きたい、と思う部分はあるでしょうが、土台、短い春休み。そんなにいろいろできるわけがない。だったら、復習に焦点を絞ってやった方が良いでしょう。

■ で、復習とは、もう一度できなかった問題をやり直す、ということなので、これは算数や理科を中心にやればいい。一度読んだ国語の問題はやり直すのは、プラスにならないわけではないが、そこまで手を広げると時間がなくなってしまうでしょう。だから、算数や理科に限ってしまった方が良いのです。

■ やってできた問題までもう一度、という必要もありません。できたのなら、それはほっといて構わない。組み分けテストや塾の授業でやった問題の中から復習しましょう。

■ また、塾のテキストの中で手がつかなかった問題も、これは放置して良いです。たくさん問題があるだろうから、それをすべてやろうとすれば、またまた破たんしかねません。

■ たくさんの問題を解くことが大事なのではなく、わかることが大事。だからやる問題をしぼって、しっかり復習してください。

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第124回 中学受験は親の手間がかかるもの

■ 中学受験と高校受験を比べてみれば、やはり中学受験は親の手間が本当にかかると思います。4年生ぐらいから受験勉強を始めるといっても、今までは学校の勉強と宿題、あるいは公文というような流れで来ていたものが、突如として宿題があったり、組み分けテストがあったりするわけですから、子どもも戸惑う。やり方も当然わからない部分があるから、横について勉強する、みたいなことはどうしても最初は必要でしょう。

■ 学年が進んでも、勉強しないのを叱ったり、塾からの帰りはやはり心配だから迎えに行ったり、まあ、そういう手間はずいぶんとかかるものです。その分、受験が持ついろいろ大変なことを、子どもとお父さん、お母さんが分担できるという面があるから、子どもの負担が減る。受験勉強はストレスがつきものです。その分、確かにお父さん、お母さんのストレスは増えますが、子どもが受けるストレスはやはり軽減されます。

■ ところが高校受験は、まあ、あまり親の出る幕が来ない。何となく塾の先生ととっとと進んでいて、「ただお金を出している」だけみたいな感じになる。「最近はどうなの?」と聞いても反抗期真っただ中だと「普通」「うるさい」「ほっといて」ぐらいしか返ってこない。でも、まあ、その分手はかからない。面倒見の良い先生にあたっていれば、心配になれば先生に電話をかけて様子を聞くこともできるし、勉強しなければチクるだけで済むし、みたいなところはあるかもしれません。

■ その代わり、ストレスは子どもが真っ向から受ける。でも、大きくなっているから耐性も備わっているし、まあ、そこそこ進むでしょう。だから、親があまり手をかけたくないなあ、と思うのであれば、実は高校受験の方が良いのです。でも高校受験のようなやり方は中学受験ではやはり無理があるように思います。やはり子どもが耐性をもっていないから。まず体力が15歳に比べれば圧倒的にない。この違いは非常に大きい。最後何とか滑り込む、みたいなパワーは小学生にはありません。だから、多少なりとも準備を長くするわけです。(でも、最近は長すぎですけど。)

■ 中学受験をやると決めたら、やはり親の手間がかかるものだ、と覚悟してください。土台、入試に親がついていくしかないでしょう?高校受験は、もうひとりで行けるのです。(でも、東大の二次試験、結構保護者の姿がありましたけどね。)

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第123回 学校を調べる

■ お兄ちゃんやお姉ちゃんがすでに中学受験をしていて、だいたいどういう学校があるか、ということがおわかりになっている場合は良いのですが、初めての中学受験。あまり関東の私学をご存じない場合は、どんな学校が子どもに良いのか、やはり調べなければなりません。

■ とはいっても、結構学校はたくさんある。そこである程度、絞り込んでいきましょう。まずは、通学時間。電車通学は当たり前とはいいながら、1時間を超える通学はやはり子どもにとっては負担になります。だんだん体力がついてくれば多少がんばれるかもしれないが、しかし、クラブ活動もあるし、家で勉強もしないといけないわけだから、やはり1時間以内の学校にしておいた方が良いでしょう。

■ 次は付属校か、受験校か。付属校はそのままエスカレーターで大学に進むことができる学校。早稲田や慶應がそれにあたります。一方受験校は大学受験をする学校。これはご家庭の考え方で決まるでしょう。大学受験はやはりさせよう、ということであれば受験校を選ぶことになります。

■ 共学か、男子校・女子校か。これも本人とご家庭の希望があると思います。最近は女の子が割と共学を希望するので、女子校が共学になってきていますが、やはり数としては女子校が多く、共学校、男子校の順になっています。

■ で、ここまで決めたら、リストアップしてください。ここまでで偏差値を考えていないのは、成績は伸ばすためのもの。どうしても偏差値が高いといい学校と思いがちですが、お子さんに合わない場合もあります。だから、偏差値以外のところでまずはしっかりリストアップして、それからホームページをご覧ください。

■ といっても、ホームページが充実しているところと、そうでもないところがあります。ないところは、塾の資料とかスクールガイドを見ていかなければならないわけですが、リストアップされた中で、校風がお子さんに合うかどうかを考えてください。例えば受験校の場合、大学受験のペースを作るために成績管理を塾のようにやるところもあれば、まったく本人任せという学校もあります。これは調べないとわからない。同じ大学受験校なのにアプローチがまったく違います。これはその学校の考え方で決まっているので、いろいろなスクールカラーがある。これが子どもの性格に合わないとせっかく入学しても学校生活が楽しくない。したがってここが一番大事な選択のポイントになります。

■ よしここを狙おう、という考えがしっかり固まれば、後は合格に向けて成績を伸ばすということで、具体的な作戦が決まってきます。逆にそれが決まらないといろいろなことをやらなければいけないので、新6年生は春休みまでにある程度学校を絞り込んで第一志望はここにしよう、というところまで決めてほしいと思います。

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