なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第129回 自分の面倒は自分で見る

■ 自分で勉強する、のは子どもたちにとって実は結構ハードルの高いことなのです。自分で決めた時間に、あまり気がすすまない宿題や塾の復習を広げ、これまたあまりよくわからない問題を解く。ああ、ゲームしたいなあ、と思うでしょ、普通。

■ だから、そういう大変なことをまず自分でやり切る、という習慣が必要なのですが、そういう子に限って、自分の部屋の掃除などしたことがない子が多いようです。洗濯物ができあがったら、お母さんが畳んで、お母さんが引き出しに入れる。

■ 本人はそこから自分の着る物を引っ張り出すだけ。でもまだ、自分で決めるだけいい。これとこれを着なさい、と言わないとだめな子もいる。だめだから、つい手を出す。着せる。準備に手を貸す。

■ そういう子が自分で勉強できるようになるか。といえば、やはりならないものです。だから、勉強は自分でできるようになるまで、親といっしょにやった方が良い。その代わり、もっと身近で自分でやれることは徹底的にさせなければいけません。

■ 自分の洗濯物は自分で畳む。自分の部屋の掃除は自分でする。朝は自分ひとりで起きてくる。

■ そういうことをひとつひとつ自分でできるようになれば、自立が始まるし、そうなれば自分でも勉強できるようになる可能性が高くなります。だから、やっていることが逆なのです。まず、そういう自分の面倒は自分で見る、ところを先にやらせないといけない。

■ そんなことは本当は難しくもなんともないことでしょう? でも、結構できないんです。だから、まして自分で勉強するなど、できない。「勉強しなさい!」と口酸っぱく言ったとしても、実はまだその段階に入っていない子が多いのです。だから、やり方を考えていかないといけないのではないでしょうか。

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第127回 受験校か、付属校か

■ 受験校と付属校のどちらがいいか。これは家庭の考え方だと思うのです。もう、ここで受験勉強は終わりにしてのびのびと育ってもらいたい、と考える場合もあるでしょうし、一方「大学受験をした方が、自分の行く末を良く考えられていい」と思う場合もあるでしょう。

■ 付属校だからといって、勉強しなければ落第するし、また放校にもなる。また大学受験をしなくても自分の行く末は充分に決められる。だからどちらがどう、ということはないのです。ただ、受験をする場合は決める必要がある。もちろん合否によって、受験校に行きたかったんだけれど、付属校に行ってしまった、という場合もあるでしょう。

■ しかし、付属校に行ったからといって大学受験をしないとは限らない。例えば付属の大学に行きたい学部がなければ当然、外の大学を受けることになるから、それ自体は絶対的なものではないのです。

■ だから、家庭が決めれば良いと思っています。私自身は子どもたちの受験の時、別に付属校でも受験校でもどちらでも良いと思っていました。したがって、受験した学校は付属校もあれば受験校もあった。でも結果として付属校に行くことになりました。付属には付属のメリットがあり、受験校には受験校のメリットがある。だからそれを存分に味わってもらえればいいだけであって、その後は本人の人生だから、本人がいろいろ決めればいいのです。

■ ただ、とにかく決めないといけない。だから、これは親がエイヤア、っと決めてください。そして決めた以上はしっかり狙ってほしいと思います。


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第126回  もっとできるようになりたい

■ 先日、少年サッカーの練習を見る機会がありました。で、練習が終わってみんなが引き上げている中、まだ黙々とシュートをしている男の子がいて、さすがにコーチも
「ほら、引き上げるよ。明日また、がんばれ。」
と声をかけていました。

■ きっと少年は「もっとできるようになりたい」と思うから練習をしていたのでしょう。つまり「人からやらされる」のではなくて、「うまくなりたい」という気持ちがあるから、練習が終わってもまだ練習したいと思うわけです。

■ 勉強するにあたり、こういう気持ちを持つ子が、やはり後半伸びてきます。お母さんが「本当によくやっていると思います」と褒める子どもは、だいたいそういう気持ちになっている。合格したい、というのもあるけれど、それ以上に「もっとできるようになりたい」と思うから勉強する。練習するわけです。

■ では、どうしてそう思うのか。サッカーの場合で言えば、試合に出られない。だけど試合に出たいから練習する。あるいは試合に出ても、シュートが入らなくて負けた。あの時、外していなければ、という想いがあるから練習するというところがあります。つまり、そういう子は負けた経験があるのです。でも負けても、その後うまくなればいい、という気持ちがあるから、やれる。で、これもまた大事なことですが、それは人にやらされることではない。やらされている限り本物ではないのです。

■ これまで活躍してきた多くの選手が連戦勝ち続けているわけではないのです。自分の力が足りない、ということを認識して、その上で練習して力をつけている。もちろん、その過程で心折れそうになることはあったかもしれないが、しかし、最後はもう一度練習しよう、ということで立ち上がる。

■ その過程が身に着けば、実は合否はどうでもいいとすら、思います。また勉強ばかりでなく、いろいろなことに役立つ。だから、もっとできるようになりたい、と思うまで待っていましょう。なぜならば、やらされている限り、そうはならないからです。

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