なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第142回 自分の時計

■ 最近の子どもたちはスマホを買ってもらいたいと思っていますが、私はスマホよりもまず腕時計を買ってあげたいと思います。

■ 時計はスマホについてる、と子どもたちに言われそうですが、実は試験会場にスマホは持って入れない。それで試験時間を見るために各教室に時計がついていればいいが、そうでない教室も実はあるのです。だから、入試要項には時計を付けてきて良いと書いてある学校がほとんどです。

■ で自分で時計を見る、ということは非常に大事な習慣だと思うのです。何時までに家に帰る、何時になったら勉強を始める、何時になったらもうお風呂に入って寝る、こういう生活習慣は実は時間を知ることでより具体的になるわけで、だから子どもたちがすぐ時間を知ることは大事なことです。

■ 小学校には持っていけないだろうけれど、それ以外の生活で自分の時計を持って、自分の時間を管理できるようになったら、これは大事な成長です。確かにいろいろなところで時間を知ることはできるだろうけれど、受験生ならばスマホよりも時計。

■ 「よし、この漢字20個を15分で覚えるぞ」みたいなことを、時計を見ながらやってもいい。スマホは試験会場に持ち込めない分、自分の時計は扱いなれておいた方が良いと思います。

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第141回 うまくいかないことをどう乗り越えるか

■ 中学受験はここのところ平均すると3年ぐらいの準備期間になっているので、かなり子どもたちは消耗します。その3年の間、すべて順調にことが運ぶことはまずないでしょう。成績が悪くなることもあるし、本人が勉強しないこともあるだろう。うまく塾に馴染めないとか、いろいろ問題は起こってきます。

■ で、問題はそれをどう乗り越えるか、ということになってくるわけです。問題は解決されるべく提示されるわけだから、その解決策を具体的に考えて実行していかないといけない。良く「そこは根性で」みたいな話になるが、具体的な方法論がないのにただ「歯をくいしばって」もあまり意味がない。

■ 問題は一気に解決しないものです。少しずつ、糸口が見えてきて、次第に子どもにやる気や自信がでてくるように仕向けられてくれば、ひとつ山を越えてくれるわけですが、また次の山がやってくることもある。

■ でもその間に親子でいろいろな話をし、具体的な解決策を見つけられてくると、今度は子ども自身が自分で答えを見つけられるようになってくる。これがひとつの成長です。だから、うまくいかないことも成長の大事な材料だとも言えます。

■ 「とにかく気持ちだけは前向きに」と言ったって、具体的に何をやるかを決めなければ前向きになれるわけがない。うまくいかないことを乗り越えるために、いかに具体的な行動に結びつけるか、子どもたちといっしょに考えてあげてください。
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第140回 成績の上がり方

■ 子どもたちの成績のあがり方を見ていると、がんばり始めてから、すぐに成績が上がる子は少ない。案外、がんばり始めたのに成績が悪くなる場合もあります。

■ これは、子どもたちの勉強の整理にやはり時間がかかるからです。あることを覚えたり、理解したりしてそれで問題ができるようになるには多少なりとも練習が必要なわけで、その練習がしっかり積み上がるまでは多少の混乱がある。その混乱のせいでミスが起きたり、間違えたりして、点数が伸びない。

■ これは本当にキツいです。

■ がんばってすぐに成果が出るならば、やり甲斐もあるのだけれど、それで悪くなったりすると心が折れる。しかし、ここをがんばってしばらく努力を続けていくとその混乱の整理が次第について成績があがるのです。だから成績の上がり方というのはなだらかに右肩上がりになるのではなく、多少なりとも平行、あるいは右肩下がりの時期があって、あるとき「ポン」と右肩上がりになる。そしてまた停滞期、みたいなことを繰り返していくのです。

■ この停滞期に、いかに努力を続けるかが大事。このとき、褒めて伸ばすことでしょう。がんばっているのなら、ちゃんと認めてあげるといいのです。一番いけないのは、「あら、だめねえ」とため息をついてしまうこと。これは本人ががっかりするから、また心が折れる。

■ まだ12歳ですから、そんなに自己コントロールができるわけではないので、励まして何とかこの停滞期を乗り切ってください。そうすると「ポン」と上がりますから。

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