なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第152回 学校の魅力

■ 学校にはいろいろな魅力があります。クラブ活動や学校施設もあるかもしれないし、学校行事がおもしろそう、というのもあるかもしれない。あるいは受験の指導体制が良い、ということもあるかもしれません。

■ しかしながら、それがすべてに満足するものであるとは限らない。例えば放任型の学校は子どもたちの自主性を大事にするから、学校行事なども結構忙しいことが多い。だからといって細かな学習指導をするわけではないから、自分でやらない子は成績があがらない、とか。当然と言えば当然なわけですが、やはり裏表はあるわけです。

■ で、やはりその良い面というか、子どもに合いそうな面を中心に考えていった方が良いだろうと思います。中高一貫校は6年間同じ学校にいるわけだから、本人の性格と学校のスクールカラーが合わないと本当につらくなってしまう。管理型で、宿題も多い、というような学校はやはり自由にいろいろなことをやりたい子どもたちにとっては苦しいし、逆になかなか自主的に動くことのできない子どもたちにとってはプラスになることが多い。

■ そういう観点で学校を選んでいったとき、当然、マイナス面も目につくことはあるでしょう。それこそやはり足し算と引き算で、全体として上回ればいい、ぐらいに考えた方が良いのです。結局、子どもが最終的には自分でいろいろなことをやり切る能力が身に付けば、志を立ててがんばっていけるので、あまり合格実績だ、学習体制だ、ということを気にしない方が良いでしょう。

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第151回 将来の多様性

■ 今、受験勉強をしている限りにおいては、志望校に合格するということが大きな目標になっているわけですが、ともするとそれは「絶対踏み外せないステップ」と思いがちになってきます。自分のことならまだしも、子どものことですから、「大丈夫かしら」という不安が親はどうしても先に立ちます。したがって、もしかして踏み外すと大変なことになってしまうのではないか、というプレッシャーが出てくる。

■ 後から考えてみると、大したことではない、と考えられえるようになってくるのですが、試験前というのはそう気楽に考えられるものではなくなってきます。だから、そうなる前にやはりお父さん、お母さんは心構えを作っておいた方が良い。

■ 入試の結果というのはいろいろあります。例えば第一志望に合格する場合があり、第一志望はだめで第二志望に入る場合があり、また、第三志望に入る場合もあるかもしれない。で、それはほんのちょっとした差で起こることなのです。もしかするとある問題を読み違えたから、残念になる場合もあるし、寝る前にちょっと見ておいた地図がばっちり出た、なんてこともあり得る。

■ でも、問題は入った後なのです。どの学校に入っても、そこから勉強もし、部活もし、友達や先輩・後輩ともいろんな経験をした上で、成長していく。その場所がことばは悪いがたまたまそこに決まった、ということに過ぎない。そこからいろいろな可能性が生まれるわけだから、「絶対踏み外せないステップ」であろうはずがない。

■ どこへ行こうと、来年の春には新中学1年生となるわけだから、それを応援する気持ちで今も応援すればいいのです。決して自分を追い込まないように、注意してください。

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第150回 やることを増やすのは簡単なことだが…

■ ふと会社の帰りに、駅前の大きな書店によって、中学受験の参考書のコーナーに行ってみると…

■ いろいろな参考書や問題集、暗記テキスト、統計の本、いやあ、すごいです。暗記の道具も、小型化して赤い透明なフィルムがついて、答えも赤字だからいつでもできる、みたいな格好になっていたり。あるいは、暗記カードになっているのもあります。

■ ということだから、やることを増やすのは簡単です。子どもたちが地理が苦手だ、歴史を覚えてないなあ、植物が苦手だから…、ということでつい買ってしまう。でも、結局できないで終わることが多いものなのです。それほどにやることはたくさんある。

■ 私は過去問を早くから始める方だと思うのですが、普通、子どもたちが受験する学校は平均5校から6校。これを10年分、3回やる、ということになると5校でも4教科×5校×10年分×3回ということで、のべ600科目ということになります。1日2科目毎日やっても半年では終わりません。だから多少なりとも早くやって、どうせ3回はできないだろうけれども、まあ、なるべく練習をしていこうとする。

■ 暗記もそうです。暗記テキストを良く調べてみると、結構な項目数が載っているのです。これ、全部覚えるとすると、まあ、かなりの数の知識になる。だから、もう他のことに手を伸ばすことは本当はできないぐらいになっているのです。

■ もっと便利なもの、もっと効果の高いもの、と親はつい考えてしまいがちですが、まず目の前のことをしっかりやり切る、ことの方が大事です。だから、本屋さんに行っても「中学受験コーナー」には回らない方が良いでしょう。

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