なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第172回 過ぎてしまえば

■ 中学受験が終わって5年、10年とたってしまうと、なんであんなに大変なことをしてたんだろう、と思うかもしれません。合格して良い学校にいったはずだったのに、なんでこんなに成績が悪いんだろう、とか。結局都立高校から大学受験して大学に行ったのなら、高校受験で最初からよかったじゃない、とか。

■ しかし、子どもたちにとってはここでしっかり勉強できたことが一番実りが大きいのです。

■ それなりに考える力と表現する力と、多少なりともガマンする力と、いろいろなプレッシャーに耐える力を身につけたわけだから、これからいろいろな挑戦をするにあたって必要な力を結構備えたはずなのです。

■ で、最も重要なのは、ここから常に自分の目標を意識していくこと。

■ 目標に向かってがんばる時期は、やがてきますが、どういう目標を立てるか、とか、どんなことをがんばるか、みたいなことに対してはやはり無関心であるべきではない。受験が終われば当然、しばらく遊ぶのは良いのだけれど、しかし、それをずっと続けてもらっても困るのです。

■ そういう意味ではこの先、そういう意識をしっかり持ち続けていければ、いろいろな力を持ち合わせている分、それが花開く時期がやがてくるのです。問題なのは、力を持っているにもかかわらず、その意識がなかったり、しぼんだりした場合。

■ だから、次はどんなことを目標にするのか、受験が終わったら早速考えてもらいたい、と思います。

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第171回 ウチではやりません。

■ 合格実績が良い塾でも、やはり「合格した子にさらに受験してもらって合格実績をかせいでもらう」というようなことが行われているのだろうと思っていました。

■ で、ある大手塾で聞いたところ、「他はどうかわかりませんが、ウチではやりません。」と明確に返事が返ってきました。

■ なぜか? この理由も明確でした。

■ 「他の塾生がこれから試験を受けようとしている場合もあるので、すでに第一志望に合格した子にはなるべく遠慮してもらっています。どうしたって受かったと言う話は聞こえてくるはずで、そういう子がまた自分の受験会場に現れるのはやはり不愉快だと思いますから。」

■ もちろん合格しても第一志望がまだ残っている、ということは当然あるわけで、それはもちろん受験するわけですが、「何校でも合格してください。どうせ、辞退すれば補欠で繰り上がりますから。」という説明とは大分違っていました。

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第170回 落ちないはずが・・・

■ 1月はお試し受験をする受験生も多いでしょう。基本的にお試し受験というのは合格のシミュレーションをするべきなので、難しい学校は避けた方が良い。(そこに行くつもりがある受験はまた別の話ですが・・・。)したがって、まあ、落ちないだろうと思って受験するわけですが、それでも100%大丈夫ということはない。

■ 実際に落ちないはずが落ちる、ということはあります。なぜそうなったのか?いろいろ原因があるでしょう。例えば、解答欄がひとつずれたら、もう相当にできないことになってしまう可能性もあるわけだから、落ちないといっても落ちることはあるわけです。

■ で、そういう場合に慌ててまた違う学校を探す、必要はまったくありません。お試し受験は1回やれば十分。そしてなぜ、そうなったのかをもう一度良く分析してみることでしょう。うまくいったのなら、何もしなくてもいいが、失敗した場合、何かすごく大きなミスをした可能性がある、と考えた方が良いのです。(もちろん上がった、ということも含めて)

■ 初歩的なミスの場合は、確認をしっかりする、ということで避けられます。だからもう一度確認する方法を徹底すればいいわけです。ただ上がる、ということがわかった場合は、これはちょっと大変かもしれない。

■ こんなにいろいろ試験を受けたのに・・・、と思われるかもしれませんが、入試はやはり特別です。上がるということは当然あるし、子どもによっては「何をやっているのかわからない」という場合もあるかもしれません。しかし、それはそれで何らか方法を考えないといけない。

■ いろいろな験担ぎもあるかもしれませんが、私は「上がるのも実力のうち」だと思っています。つまり、上がっても力を発揮することはできるわけで、上がることを恐れてはいけない。上がらないようにしよう、と思ったって上がるのだから、もう上がる自分を受け入れて、とにかく自分ができることをやるしかない、と開き直るしかありません。だから子どもたちにはそういう話をして覚悟を決めてもらいます。

■ その覚悟ができればお試しをした甲斐があったというもの。あとは子どもの力を信じていきましょう。

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