今から20年ほど前、あるお母さんが息子の受験校を義母に報告すると、けんもほろろに言われました。
「え、そんな学校を受けるために、塾に行かせてるの?」
義母の時代であれば、確かにその中学校は都立の滑り止めぐらいだったか、あるいはもっと学校の評価が低かったかもしれません。しかし、都立が学校群で変わり、私立が台頭したわけですから、その学校は本当に難しくなったわけでまさに、
「時代が違う」
ということなのです。
で、今のお父さん、お母さんは結構、中学受験を経験しておられるかもしれません。そのとき、塾の偏差値表を見ていたこともあるでしょうから、
「え、この学校こんなに難しいの?」
と思うことがあるでしょう。逆にやさしくなってしまった学校もあります。
これもまた「時代が違う」
ということなのです。
学校が改革をするのには結構な時間がかかります。毎年毎年、少しずつ成績を上げていって、10年とか20年かけて上がっていく。
が、だめになるのは比較的速い。
「どうも、あそこだめみたいよ」という評判が広がるのは速いから、受験生のレベルが落ちてしまう。そうなると、歯止めが利かなくなる、というのはあります。どこかで大幅に何かを変えないと、流れは止まらない。
結果として、今の偏差値表があるわけです。だから、昔の評判はあてにならない。
子どもたちが入るのは、今の学校であって、昔の学校ではありません。今、がんばっている学校、今、評価の高い学校を選んで、何も問題はないのです。
たとえ義母に「え、そんな学校を受けるの?」と言われても、です。
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