考えるくせをちゃんとつける

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過去の投稿の中で、結構見られている投稿に以下のものがあります。

2012年のものなので、すでに12年も前の投稿なのですが、しかし、今でもそれなりにアクセスがあります。

オーストラリアから月を見ると

で、オーストラリアをはじめとして、南半球は天体を見るときに、背中が南極を向いているから、例えば太陽や月は北中します。

北半球は、背中が北極を向いているので、南中する。

では、東西はどうなるか。ということを考えてもらえば良いのです。

図が拙いので、うまく伝わったかどうかわかりませんが、左右は反対になる。北半球で上弦の月が見えたとき、オーストラリアから見ると、裏側から見るのと同じなので、月は下弦の月になるのです。

何でもかんでも知識として覚えるのではなく、どうしてそうなるのか、考えるくせをつけていくことは、とても大事なことです。

今年、慶應義塾普通部で、薪の組み方としてどんな組み方が良いか、という問題が出ました。

燃えるには下から空気が入りやすいようにすることが大事で、温められた空気は上昇するのだから、下から空気が入りやすい組み方を考えれば、自然にこれというものが見つかる。

知っていなければいけない、よりも、考えるくせをつけていくことが、大事です。



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