5年生までは基礎だけで十分

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塾に入ると毎週、毎週新しいカリキュラムがやってきます。

一応、スパイラルカリキュラムを採用していることになっているので、一度やってもまたあとから復習できる、とはいうものの、カリキュラムそのものが結構重いというか、やることが多い。

しかも4教科。科目の負担を減らすために、しばらく社会はいいか、という考えも頭をもたげてくるが、どっこい組み分けがあるからそういうことも許されない。

しかし、志望校が決まって実際に入試に出る内容を考えてみると、「あれはいらなかった」ということは結構出てくるのです。だからみんなにあれも、これもとやらせる必要は本当はない。

私は5年生までは基礎だけで十分だと思っています。そして志望校が決まって、もし応用範囲が必要ならば6年生でやれば十分。

というのも例えば算数は、特殊算でやることを比で簡単に解けたりするわけだから、あとから習ったことを使えばもっと簡単に解けるということはたくさんあるからです。

あれもこれもと手を広げるより、5年生までは基礎に徹する。そして、そこは間違えないようにすれば、受験準備としては十分。

どうもオーバースペックになりがちなので、まずはできることに集中していきましょう。

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