■ これまでいろいろな逆転劇を見てきました。偏差値20数ポイントをひっくり返す、という強ものもいましたが、そこまで行かずとも合格可能性20%未満をひっくり返した子はかなりの数に上ります。
■ この要素はいくつかある。まず模擬試験にも問題があって、模擬試験は1つの試験ですべての学校の合否を判定するわけだから、学校別出題傾向がはっきりしていて模擬試験とはまったく違うものであれば、その判定の信憑性は薄くなる。だから元々20%未満ではない、という場合もあるでしょう。
■ 次にやはり本人が「どうしても合格したい」と強く思っている。ここは大事です。これまでは勉強をやらされていたが、学校が明確になり、どうしても強くその学校に入りたいと思うようになった場合、短期間で相当集中して勉強するようになる。そうなると、やはりできるようになるでしょう。
■ 加えて何を勉強するか、ということになるわけですが、これはもう受ける学校の出題傾向にしっかり合わせる。出ないものをやっても仕方がない。実際に過去10年の過去問題をやってみれば、なるほどこういうことか、ということはわかってくる部分はあるわけで、あとはそこに集中していく。
■ 最後にやはり疲れていない、という要素は大事でしょう。長い期間受験勉強をやっていると、もうこれ以上は無理だ、と子どもが思ってしまうところがあるわけですが、そうでなければ、「あと3ヶ月ぐらいで何とかしよう」という気持ちが十分に通用する。
■ 東京・神奈川の入試までちょうど3ヶ月というところになってきました。まだまだ逆転する力を持っている子は少なくないでしょう。残りの時間を上手に使って、志望校合格を成し遂げてください。
Newフリーダム進学教室からのお知らせ
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
大昔の過去問
5年生の教室から
5年生から中学受験を始める、で十分間に合う
慶應進学館から
11月9日、10日
4年生の保護者のみなさまへ 中学受験パパママ塾「ONE」のご案内