気体に関する問題

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2018年武蔵中学の問題です。

2本の試験管を図のように組み立てて、水溶液の性質を調べます。
試験管Aに水溶液を入れ、ガラス管を通したゴム栓をして穏やかに加熱します。試験管Bに液体を入れておき、試験管Aで発生した気体を通します。試験管A・Bに入れる液体を表のような1~5の組み合わせで実験をします。以下の問いに答えなさい。

問1 液体がすべて蒸発するまで試験管Aを穏やかに加熱し、試験管が冷めた後で、ゴム栓をはずして水を入れました。加熱する前の水溶液を青色リトマス紙につけても色が変わらず、蒸発させた後に水を入れてできた液体を赤色リトマス紙につけても色が変わらないものはどれですか。表の1~5からすべて選び、解答滴に○をかき入れなさい。

問2 下のア~キは、試験管Aから発生した気体を通じた試験管Bの液体について述べたものです。表の1~5のそれぞれについて、当てはまるものをすべて選び、解答欄の記号を○で囲みなさい。
ア.Bの液体が白く濁った
イ.Bの液体の色に変化はなかった
ウ.Bの液体を赤色リトマス紙につけると青くなった
エ.Bの液体を青色リトマス紙につけると赤くなった
オ.Bの液体を赤色リトマス紙につけても青色リトマス紙につけても色は変わらなかった
カ.Bの液体をすべて蒸発させると白い粒が残った
キ.Bの液体をすべて蒸発させると何も残らなかった

【解説と解答】
問l 青色リトマス紙が最初変化しないのは中性かアルカリ性。気体を出した後アルカリ性が残らないのはアンモニア水。食塩水は固体が溶けているので中性のままです。
(解答)アンモニア水・食塩水
問2 気体が蒸発したものはBでまたAと同じ溶液になります。アンモニア水はアンモニアが移るのでBがアンモニア水になるから
イウキ。塩酸は塩化水素が移るのでイエで食塩水が残っているのでカ。石灰水は変わらないので、Bは炭酸水の性質になるから、イエキ。食塩水もかわらず、Bは石灰水のままだからイウカ。炭酸水は二酸化炭素が塩酸にまざるのでイエキになります。
(解答)
アンモニア水 イ・ウ・キ  
塩酸 イ・エ・力  
石灰水 イ・エ・キ  
食塩水 イ・ウ・力
炭酸水 イ・エ・キ


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