2014年早稲田中学の問題です。
下の図のような、斜面と水平面がつながったなめらかな台がある。ある高さからおもりAをすべらせたところ、おもりBにぶつかり、おもりBは台から飛び出した。はじめの高さ、おもりAの重さ、おもりBの重さをいろいろ変えて、おもりBの飛んだ距離を測定すると、下の表のようになった。おもりAとBはかたい材質でできており、ぶつかるとよくはねかえる。以下の問いに答えよ。
問1(1)、(2)、(3)を比べると、どのようなことがわかるか。次の文の( )にあてはまる言葉を答えよ。
同じ高さからおもりAをすべらせたとき、おもりAの重さを変えても、おもりAとおもりBの( )が同じであれば飛んだ距離は同じになる。
問2 (4)と(6)や、(8)と(10)を比べると、どのようなことがわかるか。次の文の( )にあてはまる言葉を答えよ。
同じ高さからおもりAをすべらせたとき、おもりAの重さを変えても、おもりAとおもりBの( )が同じであれば飛んだ距離は同じになる。
問3 はじめの高さと飛んだ距離の関係を調べるには、(1)~(11)の中のどの3つを比べれば良いか。番号で答えよ。
問4 次の1~3のとき、(a)、(b)、(c)にあてはまる数値をそれぞれ答えよ。
問1
(1) (2) (3)を比べるとはじめの高さは同じで、Aの重さとBの重さはすべて同じです。このときすべての飛んだ距離は60cmになっているので、AとBの重さが同じであれば、飛んだ距離は同じになることがわかります。
(答え)重さ
問2
(4)と(6)ははじめの高さが同じで、Aの重さが1.5倍でBの重さも1.5倍で、飛んだ距離は同じです。
(8)と(10)もはじめの高さが同じで、Aの重さが1.5倍でBの重さも1.5倍で、飛んだ距離は同じです。
したがってはじめの高さが同じで、A:Bの重さの比が同じであれば、飛ぶ距離は同じになります。
(答え)重さの比
問3
はじめの高さを変えて、あとの条件を同じにすることになるので、(1)、(7)、(11)になります。90cmが一つしかないので、これに合わせなければなりません。
(答え)(1)(7)(11)
問4
はじめの高さが4倍になれば2倍、9倍になれば3倍になります。
1はA:B=1:1で、とんだ距離が30cmですから、(1)の半分なので、はじめの高さは4分の1になりますからa=2.5cm
2はA:B=1:2ですから、(8)と比較すると高さが40cmと90cmです。2×2:3×3なので飛ぶ距離は3÷2=1.5倍になるので、80×1.5=120cmになります。
3ははじめの高さが160cmですから、(7)~(10)の4倍なので飛んだ距離は2倍になります。
120÷2=60cmですから、該当するのはA:B=1:3のところなので、Aの重さは75÷3=25gになります。
(答え)a 2.5 b 120 c 25
「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)
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