2010年 暁星中学の問題です。
図のように、半径10㎝で中心角60°のおうぎ形に、正方形がすき間なく入っています。
斜線部分の面積を求めなさい。
ただし、答えは四捨五入して、小数第2位まで求めなさい。
なにが「また?」かというと、この問題と同じだからでして。
こういうのを繰り返してやっていると、「あ、これはあれか」と勘が働いてくる場合があるでしょう。きっと30° 60° 90°なんだこれは、とか。
図で正方形ABCDができれば三角形BOCは正三角形になるので、
AB=BO
三角形ABOは二等辺三角形ということになります。
角ABO=90+60=150°だから角BOA=角DOC=15°
したがって角AOD=60-15×2=30°ですから、あの問題と同じです。
三角形AODについて
DOを底辺としたときの高さは5㎝になりますから
10×10×3.14×30/360ー10×5×1/2
=314/12ー25=26.17…-25=1.17㎝2
ということになります。
こういうのをパターン問題というのでしょうか。確かに覚えておいて損はないとは思いますが。
==============================================================
田中貴.com通信を発刊しています。登録は以下のページからお願いします。
無料です。
田中貴.com通信ページ
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
新中学1年生諸君!
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾
4月17日の問題
==============================================================
「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴) |
「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴) |