家で勉強したい

この時期、塾に行きたくない、という子が出てきます。

「え、いじめられてるの?」と心配になるかもしれませんが、実はそうではない。

自分の課題が明確になってきたので、そこに手を打ちたいからです。塾に行っていれば良い、というのは本人の意識がまだまだ受け身である証拠。

一方、意識が上がってくると、「ここを解決しないと受からないなあ」という思いが段々募ってきて、それで家で勉強したい、ということになるのです。

つまり、それは非常に良い兆候。

だから、本人が納得のいくような段取りを取ってあげることが大事です。本人の意識が成長した証拠です。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月13日の問題(場合の数)

1週間無料公開されています。


子どもの受験

子どもの受験勉強を親が手伝えることは、中学受験の大きなメリットのひとつでしょう。

しかし、子どもたちがやらねければいけないことはたくさんあります。計画を立て、時間管理をして、その内容をチェックしていると、不本意と思うことがたくさん出てくる。

そのたびに小言が多くなってくると、親も子もあまり楽しくはないでしょう。まだ12才。そううまくやれることばかりではないのです。

だから子どもの受験であることをまずしっかり認識してください。

その上で、やれなかったことよりも、やれたことに目を向ける。

昨日より今日できたことを見つけて褒めてあげる。

そのことが子どもたちのやる気を引き出すし、自信も出てくることになる。あくまでコーチは子どもたちの力を引き出すことに注力しないといけないのです。注意しなければいけないことは、もちろん言わなければいけないが、あまり力が入りすぎないように気をつけてください。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月12日の問題(立体図形に関する問題)

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塾に行っている時間

働いているお母さんが増えたので、どうしても塾に行っている時間が長くなる傾向にあります。

塾のない日でも、個別指導に行ったりしているから、結局子どもは自分で勉強する時間が少ない。

じゃあ、塾ではどうなのか?

全体の授業のペースはしっかりやっている子に合わせます。だってそうしないと、がんばっている子に報いられないから。

ということは、お客さんになっている子がさらに増えているのです。

だから何らか手を打たないと、そのままになってしまうケースが多い。塾に行っているから、と思っていても、実際に面談で受験校の話をすると
「さすがにそこは」
という話ばかりになる可能性もあるのです。

塾に行ってくれていれば、と思いがちですが、ホントに大丈夫とは限りません。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月11日の問題(文章題)

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