算数ができるようになるには

算数の問題が解けるようになるには3つの要素があります。
1つは計算力。まあ、これは少なくともやり方はわかっている子がほとんどだと思うのですが、計算力がついていない子はやはりいるものです。計算力がないと正確に解き上げることができない。だから、計算練習を毎日やることは大事な練習のひとつです。

2つめは基本的な問題の解き方を覚えている。例えば円錐の表面積はどう出すのか。等差数列の和はどうやるのか。これはもう知識です。ちゃんと覚えていないといけない。対角線の数もそうだし、素因数分解のやり方も、N進法の出し方も、しっかり覚えているか確認する。

で、ここまでが基礎です。それがしっかりしていないということであれば、これをしっかりやる。しかし、多くの子どもたちはそれはできている、ということになっているでしょう。

で3つめの要素は?

粘って考えることです。知っている知識、思いつく解き方、いろいろ試して何とか解く。表を書いて全部書き出してもいい。グラフをかいてもいいし、自分で図を描いて長さを出してみてもいい。とにかく粘って考える。何か解ける方法はないのか?

多くの子どもたちはここで粘らない。なぜか?やらなければいけない問題が多いからです。そんなに時間をかけてられない。できない問題をなんとか答えを出すことで力はついていくものです。すぐわかる問題は本当は別にやらなくてもいい。だってできるんだから。

力をつけるにはできない問題をどうやって粘って考えるか、ということにつきます。1と2にある程度目処がついていたら、とにかく粘る。そこまで考えれば解説を読んでも発見がありますから、よりよくわかる。

1問少なくとも15分は考えるべきです。それなくしてできるようにはなりません。


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植物に関する問題

2017年明大明治の問題です。


次のグラフは、2種類の植物Ⅰ・Ⅱに当てる光の強さを変えていったときの、光の強さと二酸化炭素の吸収量・放出量の関係を表したものです。なお、グラフのたて軸は、同じ面積の葉が一定時間に吸収・放出した二酸化炭素量を示しています。グラフを見て、問いに答えなさい。

20170715t001

(1)植物IにA.Bの強さの光を当てたときの説明として正しいものを選び、それぞれア~カの記号で答えなさい。
ア 光合成も呼吸も行っていない。
イ 光合成のみを行っている。
ウ 呼吸のみを行っている。
エ 光合成も呼吸も行っているが、光合成量の方が多い。
オ 光合成も呼吸も行っているが、呼吸量の方が多い。
カ 光合成も呼吸も行っていて、光合成量と呼吸量は同じである。

(2)植物Ⅱは、日当たりのよい場所でよく成長し 日かげでは成長しにくい植物です。このような植物を何とよんでいますか。また、これにあてはまる植物を選び、ア~オの記号で答えなさい。
ア アカマツ   イ クヌギ    ウ シイ    エ ススキ オ クスノキ

(3)植物I・ⅡにCの強さの光を当てると、どちらの植物も二酸化炭素を吸収します。二酸化炭素と水、光によって、植物のなかでつくられる物質は何ですか。


【解説と解答】
(1)Aは光が当たっていないので、呼吸のみを行っています。Bはみかけは二酸化炭素の発生量が0ですが、呼吸による発生量と光合成による消費量が等しくなっています。
(答え)Aウ Bカ
(2)日当たりの良いところで成長する植物を陽生植物といいます。これにあたるのはアカマツ、クヌギ、ススキです。
(答え)(名称)陽生植物(記号)ア・イ・エ
(3)片方だけを答えないようにしてください。
(答え)酸素・でんぶん


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第280回 届く範囲

■ 模擬試験では、偏差値や合格可能性が出てきます。その偏差値から志望校を考えた場合、いったいどこまで狙えるのだろうか?という疑問が出てくるかもしれません。

■ これはいろいろ例があって一概にこう、とは言いにくい面があります。実際に10ポイント以上伸ばした子もいれば、ほぼ偏差値通りだったという子もいるので、こうでなければならない数値は実は存在しないと思えるからです。

■ 実際に志望校が決まってから、どうしても行きたい、合格したいと強く思うようになって勉強した子がいるわけで、その可能性を否定するのはもったいない。だからといって、あまりにかけ離れてしまっても現実的ではない、と思える部分もあります。

■ 一つの目安としては10ポイントを考えれば良いのではないかと思います。例えば45の子が55を、50の子が60を考えるのは、現実的でしょう。ただ、ではそれ以上は無理か、といえばもちろんそうではないので、ここが難しいところです。

■ これまでの勉強というのは、まあ、言葉は悪いが多少なりとも「やらされている」ところはあるので、本人が自らがんばった、という面は決して大きくはないかもしれません。そうだとすれば、まだまだ伸びしろはあるわけで、そこに挑戦することは決して悪いことではない。

■ ただし、すべての受験校を上に並べてしまうのは、やはり問題があるでしょう。挑戦する学校があり、実力相応校があり、安全校があるべきなのです。そのメリハリがついていれば、なかなか大変かな、と思う部分があっても挑戦することは悪いことではない。

■ むしろ、小学生の受験ですから早くから「あきらめる」姿勢が身についてしまうのもいただけないと思えるのです。本人がどうしても行きたい、と思う学校があるのであれば、まだまだ挑戦して良いのではないでしょうか。


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夏は朝型へ


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