第207回 併願校の過去問

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■ 第一志望の過去問は夏休みぐらいから、取り組んできて割と順調に進みます。うまくすると10年分を3回やる、ということも可能かもしれません。同じ問題をやれば、当然記憶している問題も多いから、2回目、3回目と進むにつれて点数も良くなっていくでしょう。それが子どもたちの自信につながっていくこともあります。

■ が、併願校の場合、模擬試験をやっていくにつれてだんだん決まっていくわけで、ぎりぎり12月にすべての併願校が決まる、ということも充分あり得る。そこから過去問をやろうと思っても、もう間に合わない、というケースはあり得るでしょう。まあ、早めに決められればいいわけですが、どの辺が安全か、はなかなか絞りきれないところもあるから早くから練習できるとは限りません。

■ で、今の過去問集は10年分ぐらい入っているので、それくらいやらなきゃ、という感覚があるかもしれませんが、別にすべての過去問をやる必要はないのです。ただ、全くやらないよりは当然、やった方が良いに決まっている。だからすべての併願校を10年分出なくてもいい。ただすべての併願校の過去問はやった方が良いでしょう。

■ 試験前、どういう問題が出るのかを知らずに受験するのは、あまり有利な状態とは言えない。併願校を決めるタイミングにもよりますが、上手に計画していきましょう。

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