第468回 何かを変えるべき時期

■ 同じ塾で5年生から6年生に進級すると、やはりそれほど勉強の仕方が変わるわけではありません。2月から新6年生にはなったものの、宿題をやったり、復習をやったりしているが、相変わらず成績は上がらないということになりかねない。

■ 今のままのポジションで、入りたい学校に本当に入れるのか?ここをしっかり吟味しないといけません。多くの塾では、3年生の3学期から始めた分、そろそろ全部のカリキュラムの履修が終わる頃でしょう。

■ で、これからは復習に入るわけですが、ここで今までと同じようなやり方をすれば、同じポジションにいることがほとんどです。なぜなら、上の層がいるから。つまり、そこは常に相対的に評価されるわけで、本来志望校に入るのに必要な勉強が行われるわけではない、のです。

■ 偏差値で輪切りにされて、そのクラスはこのくらいの成績だから、このレベルの勉強をすればいい、と決められてしまう。志望校を考えればもう少し違った問題を練習しなければならないのに、志望校のレベルとは違うことばかりになる可能性があるのです。

■ でも、やりたい勉強をしている上のクラスには行けません。なぜ?上の子どもたちがいるからでしょう。だから、いつまでたっても行きたい学校に必要な勉強はできないのです。

■ だから、今のままでは志望校には合格できない、ということになるでしょう。そのうち、このくらいの偏差値だから、目標は無理ですね、ぐらい言われかねない。

■ 具体的に何かを変えないといけないのです。相対的な評価から抜け出して、ダイレクトに志望校を狙う方法にしないと、状況は変わらないのではないですか?


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スタートの偏差値は気にしない

よく偏差値30からの中学受験とか、まあ、そういう話が出てきます。

偏差値30からそんなに上がることは可能なのか?と言えば、可能とも言えるし、そうでないとも言えるでしょう。

例えば力のある子が、まったく受験勉強せずに模擬試験を受けたら、多分悲惨な状況にはなるでしょうが、そこからがんばって勉強を続ければ上位に合格できる力になることは当然ある。

だから、スタートの偏差値がどうのこうの、というのはあまり問題にはならない。

誰もが受験準備をスタートさせるときはなかなか厳しい数字が出るものです。でもそこからどう上げていくかがポイントになる。

今年の合格者の中にも
「あの頃の成績はひどかった」
というのがきっとあるでしょうが、それは乗り越えれば良いだけの話なのです。


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過保護の元

ある方の記事に、子育てに関して夫と妻で元の考え方が違うということに気づいたという話が載っていました。

夫の方はそれなりにいろいろやって子どもが安全であるならば、あとは本人が何とかすればいい、という考え方。

妻の方は、なるべく子どもが居心地の良い方を選んであげる、という考え方。

例えば、泣いている赤ちゃんがいて、いろいろチェックしてみたけれど、ミルクも足りてるし、ゲップもしたし、おむつも濡れてないし、ならしばらくほっておいても大丈夫だろう、と夫は思うのに対して、妻は何とか泣きやまないか考える、というのです。

確かに泣き止んだ方が良い、と思う部分もあるのですが、もう少し大きくなったら、そこからやはり変えていかないといけないのではないかと思います。

何でもかんでも居心地の良い方へ、と選んでいくと、子どもは自分で何とかすることを止めてしまいます。

何とかしてもらえるとわかるからです。そしてそれがしてもらえないと文句を言うだけになってしまう。まあ、そうやって大きくなった大人も多いわけですが・・・。

だから小学生の低学年になったら、なるべく自分でやれることはどんどんやらせる。あとは何とかしろ、という考え方も必要になってくると思います。そしてそれが自分で勉強する力に変わってくるのです。


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