月別アーカイブ: 2022年10月

第552回 授業を減らした方が良い場合

■ 今受けている授業が、あまり必要ないかな、と思うことがあるかもしれません。あるいは子どもが「これは行かなくてもいい」と言い出す場合もあるでしょう。

■ 子どもたちも当然合格に向けて全身動き出しているわけだから、そういうことを考えることはあるのです。で、それは子どもとしっかり相談した方が良い。

■ 欠席することで新たな時間が生まれるからです。それを過去問なり復習なりに充てることができればそれはそれでよい。

■ 授業を受ければ、授業の復習があったり、宿題があったりする。それをやれば当然また時間が減るわけですが、子どもたちの時間は有限ですから、やはり優先順位をしっかり決めないといけない。

■ 本人の気が進まないのであれば、そこは欠席して優先すべき内容をしっかり勉強していきましょう。


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読書が好きな子が国語ができるとは限らない理由

国語の力を考えてみると
1 読む力
2 問いの答えを考える力
3 答えを書く力
の3つが考えられます。

まずは読解だから文章が何を言いたいのか、読み取れないといけない。文意を把握する、言葉の意味を知っている、筆者の主題を捉える、という課題に取り組まなければなりません。

で、じゃあ、文章の意味がわかっても、次に問いに答えられないといけない。

問いのパターンはいくつかあり、文中から該当することばや表現を探す力、文中の内容から選択肢を見分ける力などが必要でしょう。

そして3番目は記述式で答える場合。意味の通る日本語で解答を書けなければいけない。せっかく答えを思いついたとしても、ちゃんと意味が通る文章でなければ伝わらない。伝える力、も必要なのです。

だから、この3つの力を同時に鍛える必要があるわけです。

読書の好きな子は、当然最初の読む力は鍛えられてくると思うのですが、2、3はやはり練習をしないといけない。

また答えを最後まで書く、という練習が不可欠であって、空欄を作ってはいけない。

知らない漢字や文学史はしかたがないが、そうでない読解の答えはとにかく最後まで答えを書き切る。

答えを書き切るということは、この3つの力を鍛える練習を最後までやりきったのだから、それなりに力をつけることにプラスになっていくのです。


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年表を一覧してみる

歴史の年号の問題は、最近は~が何年ですか?という問題はほとんど見かけなくなりました。

では、年号は覚えなくて良いのか?というとそんなことではなく、いくつかの年号を古い順番に並べて、その順序を答える、とか古い方から3番目を答える、という形式になっているのです。

つまりひとつの年号を覚えているだけでは点数がとれるわけではないから、結構大変なのです。4つ並んでいて、3つまでは覚えていたが1つがわからないだけで、この問題は間違える可能性が高いわけで、その意味では正確さが求められています。

年号というのはだいたい事件→年号という順番で覚えます。例えば大化の改新は? 645年。というように。

しかし、この種の問題は、むしろ流れを覚えている必要がある。例えば平安時代だとどういう流れなのか?

そこで年表を一覧にしてみると良いのです。

ある程度、覚えたらある時代で覚えているものを古い順に書き出してみる。

次にそれをテキストなどで確認した後、書き忘れていたものを書き足してみると。その順番が明確になるし、流れもつかめてくるでしょう。

いろいろ覚えているが、結局のところ知識は断片なので、ある程度自分で組み立て直してみないと縦につながってこないのです。

暗記テキストを繰り返しやっていると、どうしても一方向からの知識を覚えているに過ぎないので、たまに自分の知っていることを年表に書き出してみる練習をすると良いでしょう。政治も文化も経済も外交も一枚の紙に書き出してみると、「あ、そうか」と納得がいくことが出てくると思います。


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