月別アーカイブ: 2022年4月

第529回 入試で出ることは5・6年で習う

■ 中学受験の低年齢化が進んでいます。今から10年ぐらい前は小学校4年生の2月からスタートして、およそ2年で中学受験の準備が終了していました。しかし、その後カリキュラムの前倒しが始まり、スタートが小学校3年の2月になり、最近はさらに進んで小学校2年の2月になったりしている。

■ こうなるとまあ小学校に入ると同時に中学受験の塾に入る、みたいなことも起き始めているようですが、しかし、やはり学齢に合わせてやらないと結局無駄な時間を過ごすことになる。

■ 中学入試に出題されることはどんなに急いだところで、やはり小学校5年と6年生で学習することになるのです。例えば理科は比と割合を習わないと、理科計算には進めない。比と割合を学ぶためには、分数の計算ができなければならず、ということは約数と倍数がわからないといけなくて…。

■ もちろんそういうことを早くやる、ということは子どもによってできることもあるでしょう。ただ、その時間に別のことをやらなければいけないところもある。例えば運動をしたり、みんなと遊んだり、あるいは音楽や美術の才が出てくることもあるかもしれない。伸ばすべき子どもの力はただ勉強だけではないのです。

■ 入試に出るものはその時にやればよいところはやはりあるので、そう慌てなくてもよいのです。ある大手塾の1・2年生がいっぱいになったから、もう入れない、などという話が広まっていますが、大丈夫。ちゃんと4年生や5年生になったら定員が広がるようになっています。もともと1・2年生と教える先生が少ないからそうなっているだけの話。

■ 中学受験が過熱すると、おおむねこういうことが起こるのはいつでも同じようですから、とにかく焦らないことです。


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過去問との相性

そろそろ志望校の過去問を一度は解いてみてもらいたいと思います。

テストというと、組み分け試験や模擬試験の形式に子どもたちは慣れてきていると思いますが、実際の入試はそれとは違います。

そしてここが大事ですが、やはり試験の出題傾向との相性というのはあるので、ここで一度解いておいた方が良いのです。

こんな問題が出る、こんな形式の試験、そういうことが子どもたちにインプットされることで、勉強の姿勢にも変化が出てきます。

こういう問題で合格点を取るにはどうすればいいのか、ということを考えてくれるようになると、もう一段階、意識が向上するので、勉強の取り組み方も変わってくるでしょう。

ということで、ゴールデンウィークがありますから、過去問との相性をぜひ見てもらいたいと思います。


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まだまだ発展途上

春の模擬試験の結果がここで出てきたと思いますが、結果はどうだったでしょうか?

うまくいったというところもあれば、そうでないところもある。まあ、期待よりは良かったというところもあるでしょうし、その逆もあるかもしれません。

ただ、いずれにしても発展途上なのです。

うまくいっても次はうまくいかない場合もあるし、次にうまくいく場合もある。

大事なことは今回の結果をしっかり復習して、なぜ間違えたのか、なぜミスをしたのか、これをしないためにはどうするのか、を考えていくことが大事です。

日頃からていねいに解いていない子は、試験の時だけていねいに解ける、というわけはありません。

相変わらず読み飛ばし、ミスが出てくるわけで、それをいかになくしていくか、またよくわかっていないところは、ちゃんとわかっていく必要があるのです。

テストの成績はちょっとわきに置いといて、しっかり復習しましょう。せっかく力を入れて解いた問題ですから、復習すると一段と効果があります。


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