月別アーカイブ: 2020年3月

能力差はあるから戦略が必要になる

同じ事を教えていて、当然のことながらすぐわかる子もいれば、そうではない子もいます。

社会の知識を覚えるのにあたって、すぐ覚えられる子もいれば、そうではない子もいます。

これらは、足が速い子、絵がうまい子、スポーツが得意な子という資質とあまり変わらない。得手不得手でしかない。

だが、入試の結果に直結するわけですから、単に不得手で済まされない。

ただ、要は入試までにできるようになっていればいいわけです。すぐにできなくても、最後にできるようになればいい。

今覚えていなくても、入試のときに覚えていればいい。

だからこそ、戦略が必要なのです。力がまだ十分でない子どもたちを一生懸命走らせることばかり考えてはいけない。

勝負は入試なのですから、そこに標準を合わせて、どうやれば志望校に合格できるのか、長期的な作戦を考えていきましょう。

今できなくとも、入試に出来れば良いとなれば、いろいろなやり方があるのではないでしょうか。

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難度をつかむ

各校では毎年の入試の成績を見ながら、次年度の問題作成に役立てています。

その中で、出題傾向はあまり変わらない。例えば国語が一番わかりやすいが、多くの学校では物語文、説明文、漢字というパターンが多い。ここに細かい文学史や文法の問題を入れることはまずないでしょう。

一方で、難度は多少のずれがある。しかし、その学校を受ける学力層というのを学校側は大方理解しているので、その学力に合わせた問題を作る。

例えば難関校であれば、やさしい問題を出してもあまり意味がない。みんな出来てしまうから。

ならば、それなりに難しい問題を出さないといけないが、あまりに難しい問題を出しても今度はみんなできなくなってしまっても困る。

だからその学校なりの難度がでてくるわけです。

で、学校別傾向を勉強してくると、そのレベル感が段々わかってくる。それ以上に難しい問題は出ない。またあまりに易しい問題も出ない。

だから出るレベルの問題を練習すればいいのです。難しい問題に手を出すよりは、確実にそのレベルの問題をできるようにした方がよほど効率が良い。

まずは志望校の過去問をやりながら、その難度をつかんでください。

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クラスと志望校合格は必ずしもリンクしない

ご父母のみなさんが、組み分けテストの成績が気になるのは、やはりクラスと志望校の合格がリンクしていると考えるからです。

塾も心得ていて、「御三家は~クラス以上でないと合格しない」とか、まあそういう類いの話を保護者会とかでもするので、段々そういう話が広がっていきます。

が、冷静に考えてみると、塾は組み分けをがんばってくれることで、自身のクラス運営や経営が上手くいくわけだから、そう言うのが当たり前でしょう。

この成績はあてになりませんから、何て言うわけがない。

しかし・・・。

偏差値は何を元に計算しているのか、といえば、組み分けテストの結果です。しかし、そのテストは入学試験とは全く違います。だから、本来入試に出ない問題まで解かされています。

で、これは出ないからやらなくていい、と塾は絶対に言いません。出ないかもしれないが、しかし、出るかもしれないし、ここで成績を出していく子が合格しているから、がんばるしかありません、と言うのです。

でも、やらなくても合格した、という子の話はしないでしょう。みんなその話を信じているから、その通りにやる人が多い分、その例外が少なくなっているだけ、なのです。

3年かからないと合格しない、というのもみんなが3年かけているから、に他ならない、ちゃんと2年で合格している子はいますが、そういう話もしないでしょう。

中学入試は一発勝負ですから、入試でできればいいのです。そして出る問題をしっかりできるようにすれば良いだけの話。これをやらないから、子どもたちの勉強が非効率になっているのです。

そのシステムから逸脱して、実際に志望校の問題に特化して対策をした子どもたちは、もっと簡単に合格します。大変なことをやらされている分、かえって合格が難しくなっているところが出てきていますから、今のままで良いのか冷静に考えてみてください。

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