月別アーカイブ: 2018年4月

過去問から優先順位を決める

中学入試は各校が入試問題をつくる独自入試です。

それぞれの学校には入学させたい人物像があり、また入学後に取り組ませる学習内容になるべく合う生徒を入学させたいと考えていますから、当然のことながら出題傾向というのが明確にあります。

例えばレポートを多く提出させる学校は、文章を書くのに苦痛を感じる子は採りたくない。レポートを書くというだけで憂鬱になられても困るから、したがって国語や理科、社会で記述問題を出したりするわけです。だから、入試問題を研究すれば、自ずと何が出ているのか、絞り込める。

例えば国語に関して文学史の出題がほとんど見られなければ、優先順位を下げて、もっと優先順位の高いものを勉強した方が良いでしょう。

だから過去問を早く始めた方が良いのです。

いろいろなことを復習して、その後過去問をやっていくと、「なんだ、出ないじゃないか」ということが多々出てくる。集合塾は、できるだけみんなに同じ事をさせたいので、せっかくカリキュラムを早く終わらせたのに、学校別の対策には移らず、また復習を延々と続けたりするのです。

最終的に学校別の対応は個々によってやることが違うので、個別指導でなければ家庭が考えなければいけない。だから、早めに過去問を始めて研究する必要があるのです。

中学受験の範囲をすべてやろうと思ったら、途方もなくなるところはあるので、まずは志望校を決めて学校別傾向からやるべき勉強の優先順位を立ててください。

国語の記述が出る学校なら、記述の練習をしないとできるようにはなりません。


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塾の送り迎えは過保護ではない

1学期の塾が始まったところが多いでしょう。

当然のことながら、塾の時間は遅いので、送り迎えのことを考えないといけない。最寄りの駅から近ければいいですが、やはり駅ぐらいまでは迎えに行きたいと思われるでしょう。

塾の行き帰りぐらい自分でやらせれば、と思われるかもしれませんが、やはり心配なところはある。特に夜遅くなると何かあってはいけないから、やはり迎えに行かれると良いと思います。

ただ、本人が迎えに来るな、という場合もあるでしょう。

「え、お迎えでしょ?」みたいなことを周りの子に言われて、つい気にしているところがあるのかもしれません。

やはり小学生ですから、塾の送り迎えは別に過保護ではない。お父さん、お母さんがそこを遠慮する必要はありません。

どうせ迎えに出るのであれば、いろいろと子どもたちと話をしてあげてほしいと思います。


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水の三態に関する問題

2018年豊島岡の問題です。


次の文章を読んで,以下の問いに答えなさい。ただし.数値を答える場合は四捨五入して整数で答えること。

 氷を加熱していくと液体の水に変わります。逆に液体の水を冷やしていくとやはり氷に変わります。
 また,液体のアルコールを冷やしていくと,水と同様に固体になりますが,固体になる温度は異なります。
 液体のときと固体のときの体積はそれぞれ温度により変化せず,液体から固体または固体から液体への変化にともない体積が変化するものとします。
さらに,液体の水1cm3の重さは1g,液体のアルコール1cm3の重さは0.9gです。固体になると水は10%体積が増え,アルコールは20%体積が減るものとします。

(1)100gの氷の体積は何cm3ですか。

(2)100cm3の液体の水に100gの固体のアルコールを入れると全体の体積は何cm3になりますか。ただし,水は液体のまま,アルコールは固体のままであるとし,完全にアルコールの固体は液体の水の中にあるものとする。

(3)100cm3の液体の水に100cm3の固体のアルコールを入れると,液体の水と固体のアルコールを合わせた重さは何gになりますか。

(4)100cm3の液体の水に(3)と同じ重さの液体のアルコールを入れると,この液体全体の1cm3あたりの重さは0.98gでした。このとき,液体全体の体積は何cm3ですか。

(5)液体の水と液体のアルコールが合わせて200gあります。これを別々にこおらせた後の体積の合計は液体のときと変わりませんでした。液体の水の体積は何cm3ですか。


【解説と解答】
(1)重さが変わらないので、100gですから水の時は100cm3なので、110cm3になります。
(答え)110cm3

(2)水は100cm3で、アルコールは100÷0.9×0.8=88.88≒89cm3なので、合計189cm3になります。
(答え)189cm3

(3)100cm3の水は100g。100cm3のアルコールは固体では125cm3になるので、0.9×125=112.5g≒113g
合計100+113=213g
(答え)213g

(4)113gのアルコールと水100gを混ぜると213gになり、この比重が0.98gになるから、体積は213÷0.98=217.3cm3≒217cm3
(答え)217cm3

(5)
液体の水の重さを(1)、アルコールの重さを【1】とすると、(1)+【1】=200g 液体のときの体積は(1)+【1】÷0.9となり、固体の時の体積は(1.1)+【1】÷0.9×0.8だから
(1)+【$$\frac{10}{9}$$】=(1.1)+ 【$$\frac{8}{9}$$】から200÷$$\frac{29}{9}$$≒62 水は200-62=138
(答え)138cm3


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