月別アーカイブ: 2017年9月

画面共有の威力

ここのところ、テレビ会議システムを利用した個別指導を気に入って使っています。

遠くにいる子どもたちに教えられるのが何より面白い。ネットワークのスピードが上がっているので、音声も非常にクリアだし、子どもの反応もよく分かる。

あれ、あまりよく分かってない?という反応も画面や声から判断できるので、便利なのだが、それ以上に便利なのが画面共有。

こちらの画面を向こうに見せて、教材やら説明やらを共有することができる。さらに、相手のパソコンをリモートでコントロールして、本人のアカウントから学校別バインダーを開き、生徒に必要な問題を家庭のプリンターに出す、ということも可能になりました。

学校別バインダーは本人が問題を解いてその学習履歴を登録していくシステムですが、その場でグラフを見ながら、
「まずは速さをがんばらないといけないのでは?」
とか
「場合の数はよく分かってるね」
みたいなことを自在に話せる。

時間は自由に決められるし、分からない問題を先に送っておいてもらえば、教える側もポイントも簡単に説明できる。

そろそろ本格的に使える準備ができてた、という感じですが、やはり先生がいるからできることでもある。

要は教える側がどんどんシステムを使うことが大事なのです。

子どもたちの方はあっという間に対応してくれるので、むしろ大人がついていかなくてはいけない、と思います。

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(指導中の筆者の画面)


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
第一志望をあきらめるな


6年生の教室から
合格点を取る戦略(3)


中学受験 算数オンライン塾
9月24日の問題




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力のつりあいに関する問題

2017年 城北中学の問題です。


非常に重たいものを持ち上げる機械に「クレーン」があります。クレーンは,複数の定かっ車と動かっ車を組み合わせて,持ち上げるのに必要な力の大きさを小さくすることができるように工夫されています。
 かっ車のはたらきについて,以下のようないくつかの装置を作り,実験をしました。
 それらの実験1~4について,つぎの問いに答えなさい。
 ただし,装置に使っているかっ車やロープ.かっ車どうしをつなぐ板などの重さは,考えないものとします。また,答えが割り切れない場合には,小数第2位を四捨五入して第1位まで求めなさい。

20170923tt001

【実験1】図1のように定かっ車1つと動かっ車1つに36kgのおもりを取り付け,ロープを通して,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。

【実験2】図2のように定かっ車3つと板でつないだ動かっ車3つに36kgのおもりを取り付け.ロープを通して,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。
問1【実験1】において,おもりを持ち上げるために加えた力は.何kgですか。
20170923tt002
問2【実験2】において、おもりを持ち上げるために加えた力は,何kgですか。
問3【実験2】において、おもりを12cm持ち上げるためには,ロープを何cm引き下げればよいですか。
以上の実験から,かっ車を使って力を小さくするはたらきは,動かっ車の数に影響されることが分かります。しかし,単純に動かっ車の数によって決まるわけでないことを理解するために,つぎのような装置を作り,確かめました。

【実験3】図3のように半径が異なり、回転軸を同じにした走かっ車2つと,動かっ車1つに36kgのおもりを取り付け,ロープを通して,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。
【実験4】図4のように天井に固定された板で.回転軸をつないだ半径の異なる定かっ車と同じように回転軸をつないだ半径の異なる動かっ車に36kgのおもりを取り付け.ロープを通し,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。
問4【実験3】において,おもりを持ち上げるために加えた力は,何kgですか。
問5【実験3】において,おもりを12cm持ち上げるためには,ロープを何cm引き下げればよいですか。
問6【実験4】において,おもりを持ち上げるために加えた力は,何kgですか。
問7【実験4】において,おもりを12cm持ち上げるためには,ロープを何cm引き下げればよいですか。

20170923tt003

【解説と解答】
問1 36÷2=18
(答え)18kg
問2 6本の糸で支えているので36÷6=6kg
(答え)6kg
問3 36kg×12cm=6kg×(  )cmより、72cm
(答え)72cm
問4 36kgを3本で支えているので36÷3=12kg
(答え)12kg
問5 36kg×12cm=12kg×(  )cm 36cm
(答え)36cm
問6 4本の糸で支えているので36÷4=9kg
(答え)9kg
問7 36kg×12cm=9kg×(  )cm
(答え)48cm


「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
なぜ塾は競争させるのか


5年生の教室から
現4年生のみなさんへ


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国語記述で満点をとる視点

国語の読解問題で、記述式で答える学校が増えてきています。

さて、こういう学校の採点はどうやって行われるか、というと、採点基準を決めます。選択式や記号式であれば、だれが採点してもいいが、記述式は自由度が高い分だけ、採点する人が増えれば増えるほど、その基準はぶれやすい。

だからまず人数をしぼる。記述を採点するのは3人だけ、あるいは1人の先生がこの1問は全部見る、という形をとります。

しかし、一人でも採点は基準を決めておかないとぶれる可能性があるので、この要素とこの要素が入っていれば満点、ひとつだけなら、半分。かつ、誤字・脱字は1か所について1点減点、というような採点基準を決めるのです。

で、したがって書き方はどうあれ、この要素が入っていなければ、点数はとれない、ということになるのです。

だから記述の解答を書くときに、これを逆手にとる。

何が入っていなければいけないか、を考えるわけです。

この採点基準は多くの場合複数。だいたいは2つと言うケースが多いが、字数によってさらに増える場合があります。

平均すると50字前後が2つ。100字前後は3つという感じでしょう。この要素を箇条書きにする。

2つなら、2つを箇条書きにまずしてみます。

すると、だいたい何を答えるべきかが見えてくるケースが多い。あとは主語と述語に気を付ける。

「どんな気持ちでしたか?」 という質問については ~な気持ち。のような表現になるだろうし、「なぜ、太郎君はそう思いましたか?」という質問については「~だから。」のような述語が決まります。したがってその述語に対する主語を一致させて考える。

これでだいたい書く内容が決まるでしょう。

問題を考えるときに、この採点基準を思い起こしながら書いてみると、案外うまく解答を書けるようになってきます。

ぜひ練習してみてください。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
併願校について


6年生の教室から
合格点を取る戦略(2)


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9月22日の問題




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