月別アーカイブ: 2017年6月

第276回 個別指導のわな

■ 集合授業のフォローで、個別指導をつけるご家庭も少なくないと思います。特に6年生はやる問題がどんどん増えていく分、わからない問題も増えていく。したがって塾で質問しようと思ってもなかなか解決しない。だから、個別指導や家庭教師を頼んでできなかった問題を解決しようとする。

■ 逆に個別指導や家庭教師の先生は一生懸命教えてくれる。と、ここで問題が起きる。つまり、自分で良く考えなくても「後で先生に聞けばいいや」という気持ちが強くなるのです。

■ しかし、そうなるとわからない問題が一気に増えていきます。だんだん当初決めた時間では終わらなくなる。終わらなくなる、ということは今度は「先生に教えてもらってもわからない」という状況が生まれる。個別の時間が増えていくが、しかしかえってできなくなる場合が出てくるのです。

■ この原因は当然、「自分で考えなくなる」こと。誰かにしてもらうと、自分でやらなくてよくなるから、さらにできなくなる、ということなのです。

■ わからない問題を減らすためにやろうとしたことが、かえって逆効果になることがあるので十分注意してください。


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規則性に関する問題

2017年筑波大駒場の問題です。


図のように,同じ大きさの正三角形をしきつめて,それぞれの三角形に規則的に1,2,3,4,…と数を書きこみます。
例えば,5は3段目の左から2番目の三角形に書かれています。また,4段目の左から5番目の三角形に書かれている数は15です。
次の問いに答えなさい。

20170613t001

(1)10段目の一番左にある三角形に書かれている数を答えなさい。
(2)2017が書かれている三角形は、何段目の左から何番目の三角形ですか。
(3)しきつめられた図形の一部で,6個の正三角形からなる正六角形に注目し,その中の6つの数のうち最も大きい数と,6つの数 の和を考えます。
 例えば,右図の太線で囲まれた正六角形において,6つの数のうち最も大きい数は15であり,6つの数の和は61です。
 6つの数の和が610であるとき,6つの数の中で最も大きい数を答えなさい。

20170613t002


【解説と解答】
(1)n段目の一番右側の数はn×nになっていて、△の段にはn個の数字が並んでいるので、
10×10=100 100-10+1=91
(答え)91

(2)2017に一番近い平方数を考えると、44×44=1936 45×45=2025ですから、45段目の右端から戻ります。
(段、左はしからの列)と表すと、
(45、89)=2025、(45、88)=2025-45=1980
(45、87)=2024、(45、86)=2025-45=1979
(45、85)=2023、(45、84)=2025-45=1978
(45、83)=2022、(45、82)=2025-45=1977・・・ となるので、2025-2017=8から、2×8=16より、
(45、73)=2017
(答え)45段目 左から73番目

(3)右2つの和と真ん中2つの和が同じで、左2つの和はそれより2小さいから、
(610+2)÷3=204
一番小さい数をm、上の段数をnとすると、6つの数字は
m+n-1、m、m+n
m+2×n-1、m+3×n、m+2×n
という関係にあるので、2×m+3×n=204
ですから、(m、n)=(99、2)(97、4)(95、6)(99、8)(87、10)(85、12)・・・となります。
で、mはn段の数ですからn×nよりは小さくなければならず、(n-1)×(n-1)よりは大きくなければなりません。
したがって(87、10)があてはまります。
よって最大の数は87+10×3=117
(答え)117


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記述問題対策

大学入試改革にともなって、中学入試でもやはり記述問題は増加する、と考えて良いでしょう。

これまであまり記述に関心がなかった学校も、受験校であればやはり出題を考えざるをえない。だから、これから記述対策は必須になってくると思うのです。

で、記述問題は国語、と思いがちですが、今は理科社会で記述する問題が多い。

資料を読ませて、その内容を吟味したり、自分の意見を書かせたりする。

そういう問題はこれから増えていくでしょう。過去にそういう問題を出題していた学校はその対策をしっかりしなければなりませんし、今まで出していなかった学校もちょっと気をつけた方が良いかもしれないと思います。

記述問題はやり慣れる必要があります。記述は書かないと上手にはならないので、とにかく書く。

ところが特に男の子は面倒に思い空欄にすることが多いのです。この流れは変えないといけません。まず内容がどうであれ、答えを書く練習から始めてください。


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