月別アーカイブ: 2017年5月

地震に関する問題

2017年東洋英和の問題です。

地しんについて、各問いに答えなさい。
(1) 下の文のアとイに入る言葉を答えなさい。
地しんが発生した場所をしん源といい、ある地点における地しんのゆれの大きさを(ア)といいます。地しんの規模(エネルギーの大きさ)を(イ)といい、Mと表すこともあります。

(2) (1)のアとイについて正しいものを次から2つ選び、番号で答えなさい。
 1 1つの地しんにおいて、アの値は1つで、イの値は観測地により異なる。
 2 1つの地しんにおいて、イの値は1つで、アの値は観測地により異なる。
 3 しん源からの距離が遠くなるにつれ、ふつうアの値は小さくなる。
 4 しん源からの距離が同じであれば、地ばんの性質によらず、アの値は同じになる。
 5 アの値は10まである。

(3)地しんが発生すると、しん源から速さの異なる2種類の波が同時に伝わっていきます。速い波をP波といい、観測地に先に到達し小さなゆれを起こします。遅い波をS波といい、観測地に遅れて到達し、大きなゆれを起こします。
 図はある地しんについて、しん源から80kmはなれたA市と、しん源から200kmはなれたB市で観測したゆれの記録を示したものです。A市では9時24分5秒にP波が到達して小さなゆれが起こり、9時24分15秒にS波が到達し大きなゆれが起きたことが分かります。

20170513t001

① この地しんのP波の速さは毎秒何kmですか。
② この地しんの発生時刻は9時何分何秒ですか。

(4)先に到達するP波を観測することで、その後に到達するS波による大きなゆれを事前に予測して知らせる気象庁のシステムを何というか答えなさい。

【解説と解答】
(1) アは震度、イはマグニチュードです。
(2) 震度は観測地によって違いますが、マグニチュードは1つの値に決まります。しん源地から遠くなるにつれ、震度も小さくなります。
(3) ① A市からB市までは200-80=120㎞あり,これをP波は9時24分20秒-9時24分5秒=15秒で伝わっているので、速さは毎秒120÷15=8㎞です。
② 震源からA市までは80㎞あり,これをP波は80÷8=10秒で伝わります。したがって,地震の発生時刻は,A市にP波が初めて届く10秒前の9時24分5秒-10秒=9時23分55秒です。
(4)緊急地震速報といいます。

(解答)
(1)ア 震度 イ マグニチュード
(2)2・3
(3)① 8 ② 23・55
(4)緊急地震速報


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
次にできるか?


6年生の教室から
出た数字は何かをメモする


中学受験 算数オンライン塾
5月13日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

第271回 出題のレベルを知ってから

■ 例えば歴史の知識を覚えていく時、中学受験のレベル、高校受験のレベル、大学受験のレベルといろいろあるわけですが、それぞれの中学校ではやはり出題レベルが大方決まっている。

■ 大別すれば、それほど細かいことを問われることがない学校も多いが、しかし、それでもなかなか踏み込んだレベルの知識を出すところもあります。で、まずは受験する学校のレベルを知るべきでしょう。

■ そのためには実際に過去問を解いてみると良いのです。まだ知識を覚えていないから、そうできるわけではないが、最初からできる必要もない。こんなことが聞かれる、ということがわかれば良いのです。

■ 平行して暗記テキストを少しずつ進めていけば、「これは聞かれたなあ」とか「これはできなかったなあ」という印象がその知識についていく。段々受験する学校のレベルに知識のレベルが近づいていくでしょう。

■ 細かいことを覚えるのは、クイズ対策としては良いかもしれないが、入試は合格点を取ればよいので、それに最も効率的に近づいていける方法を考えていってください。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
解説を読む力


5年生の教室から
運動会の練習


今日の慶應義塾進学情報
5月21日(日)東京私立中学合同説明会





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

基本を繰り返す弊害

割と同じようなパターンの問題を繰り返し解くことは効果のある学習法だと思われています。

確かにスポーツでは、からだが違うことをやらないように、繰り返し基本の型みたいなものを練習するでしょう。日々、体調が違うので、同じように投げているつもりでも違う投げ方になってしまうから、キャッチボールが大事だ、というようなことだとは思うのです。

しかし、こと、勉強に関して言うならば、同じパターンはそれほどたくさんやらなくてよい。

数が増えると、弊害が起きます。

1 問題を解くことをパターン化する。

2 パターンだと思うと、考えなくなる。

なるべく人間は楽をしようと思うので、複雑なことよりはシンプルなことの方を好む傾向にあります。

したがってこれはこう解く、みたいな形にする。なんでも公式化する、と言ってもいいかもしれない。いったん公式が決まれば、あとは自動的に数をいれればいいのさ、みたいな方が楽なのです。

しかし、パターン化してしまうと、もうそのパターンだという前提で前のめりになるので、ちょっとの違いに気がつかない。で、間違える、ということになるのです。

だから本当はパターン化はなるべく少なくした方が良い。

問題を解くにあたって、その問題の論理の進め方、に注目し、それを他に転用することは考えない。

次の問題を解くときも、この問題の論理はどうなっているのか、だけを考えるようにするのです。あまりやさしい問題ばかりにせず、少しは骨のある問題も解いてください。

で骨のある問題は、そうたくさんは解けないから、数をこなそうと思わないことです。しかし、その間にパターンに頼らずに自分で考えることになれば、その分考える力を養う訓練になるので、たくさん解かずとも力はつくのです。

数をこなそうとすると失敗することも多いのです。


5月27日 ”追加”中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
やりきった実績を作る


6年生の教室から
家で受験準備


中学受験 算数オンライン塾
5月11日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村