月別アーカイブ: 2016年4月

今月の目標は?

これから夏休みまで、それほど大きなペースの変化がなく、毎週淡々とカリキュラムが続いていきます。

だから組み分けテストや模擬試験もつい、偏差値だけ、順位だけ、を見てしまう傾向になりがちです。本当はもっと細かい目標を立ててやる方が良い。

例えば国語の読解問題で、「根拠をしっかり見つけて考えるようにする」とか。

算数の問題で、「1行問題は絶対に間違えない」とか。

途方もない目標は立てる必要がない。むしろ毎月、具体的な目標を作り、クリアしていくことで、淡々としたペースにメリハリがついてくる。

国語で空欄をひとつも作らない、というのも大事な目標になり得るし、あまり暗記に時間をかけずに授業だけで60%の得点を狙う、という目標もあり得るのです。

そういう目標を毎月しっかり立てていきましょう。

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4月18日の問題
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溶解度に関する問題

2016年海城中学の問題です。


次の文章を読んで、以下の各問いに答えなさい。

私たちの身のまわりの物質は、小さな粒子が集まってできています。この粒子のくっつき方や動き方で、 固体,液体,気体の状態が決まります。図lの固体,液体,気体間のそれぞれの矢印は、温度を変化させた ときに起こる状態変化の方向を示しています。例えば、コップに水を入れて、25°Cの部屋に数日間置いたところ、水の量が少なくなっていました。これはコップの水面から水が水蒸気に気化することを意味 図1 します。これを( 1 )といいます。大気圧が1気圧であれば、水は100°cにすると水の内部からも気化を起こします。この現象を( 2 )といいます。

問1 文中の( 1 ) , ( 2 )に入る適切な語句をそれぞれ答えなさい。
問2 次のア,イの変化は、どの状態変化によって起こりましたか。図 l のA ~ F からそれ ぞれ選ぴ、記号で答え、変化名も解答例に従って答えなさい。解答例: ウ G 気化

ア 水を冷凍庫に入れたら氷ができた。
イ ドライアイスを空気中に放置すると、ドライアイスのかたまりが無くなった

問3 図2の①~③は、それぞれ固体,液体,気体について文中の下線部の様子を表しています。
次のア~ウは①~③の状態の説明です。ア~ウと①~③の正しい組み合わせと状態名を解答例に従って答えなさい。
解答例: エ 4一固体

ア 粒子の運動が盛んになり、粒子が自由に飛び回っている状態
イ 粒子がぎっしりと規則正しく並んで、いる状態
ウ 粒子が比較的ゆっくりと動いている状態

4 ある温度で、水100 gに国体が最大何g溶けるのかを表したものを溶解度といいます。ある固体Xの溶解度は、表のよう になります。また、水,Xの水溶液それぞれlgを1 ℃上昇させるとき に必要なエネルギーを4.2 J (Jはエネルギーの単位)とします。次の(1)~(5)に答えなさい。数値で答えるものは、必要で あれば四捨五入して、整数で答えなさい。なお、容器などに 熱は吸収されないものとします。

(1) 70 °C におけるXの飽和溶液135gを20 ℃に冷却すると何gのXか析出しますか。
(2) 20 °Cの水60 gを1260 Jのエネルギーで加熱すると、水は何℃になりますか。
(3) 50 °Cの水90 gと20 °Cの水180 gを混ぜると、混ぜた水は何℃になりますか。
(4) 50 °CにおけるXの20%溶液90 gと20 °CにおけるXの飽和溶液180 gを混合した溶液は、過飽和になりXが析出しますか、または不飽和になりますか。解答欄に析出か、不飽和か、どちらかを書きなさい。
(5) (4)の混合溶液について、析出する場合は、析出するXのおもさを、不飽和の場合は、飽和にするのにさらに必要なXのおもさを答えなさい。


【解説と解答】
問1 気化の中で、常温で水面から気体になることを蒸発、100℃でなることを沸騰といいます。
(答え)1 蒸発  2 沸騰

問2 アは液体が固体になるので、Bで凝固、イは固体が気体になるので、Dで昇華です。
(答え)ア Bー凝固 イ Dー昇華

問3 一番分子間距離が大きいのが気体、次が液体、きっちり並んでいるのが固体です。
(答え)ア 1 気体 イ 2 固体 ウ 3 液体

問4
(1)70℃における飽和水溶液はX:水=4:5です。135gですから、Xは135÷9×4=60g 水は75gです。20℃にするとX:水=1:5ですから、75÷5=15g溶けるので、析出するのは60-15=45gです。
(答え)45g

(2)1260J÷4.2=300ですから、300÷60=5℃ したがって20+5=25℃です。
(答え)25℃

(3)90×80+20×180=7200+3600=10800 10800÷(90+180)=40℃
(答え)40℃

(4)90g×0.2=18g 180÷(1+5)=30gですから、Xは合計48g 水は72+150=222gです。
このとき、温度は(3)から40℃ですから、表ではX:水=3:10になります。水222gであれば66.6g解けるはずでまだ48gですから不飽和です。
(答え)不飽和

(5)66.6-48=18.6
(答え)18.6g

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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関西と関東

地理の入試問題の分析をしていた先生から聞いた話。

「案外、関西と関東の問題が少ないんです。特に関西が少ないかなあ。」

横で聞いていて、ああ、そうかもしれないと思いました。例えば今年の開成の社会はやはり江戸というか関東中心の問題になっている。

これも、開成の昔の問題。

下線部10(入り口に大きなライオンの像が置かれているデパートについて、そのデパートとして正しいものをひとつ選び、記号で答えなさい。

ア 高島屋 イ 三越 ウ 東急 エ 松屋 オ 松坂屋

ピンとこられたかもしれないが、関西の方が入試が早い。終わった優秀生が塾の合格実績を作るために、大挙して関東の有名を受験していく。と言っても当然合格しても手続きはしないわけで、じゃあ、最初から関西の子は入れなきゃいいじゃないか、という考えもあるかもしれないが、まじめに関東に来たいと持っている関西の受験生だっているわけです。

だから上記のような露骨な問題はさすがになくなったが、わざわざ関西の地理の問題を出す必要はない?ということなのかもしれない。

あるいは出題の先生が、やはり関西になじみがないか。

というようなことを、ちょっと考えたわけですが、まあ、たまたまかもしれません、ね。

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