月別アーカイブ: 2016年3月

勉強しなさい、と言いたくないが

最近は兄弟姉妹も少なくなって、お母さんと子どもが1対1で対峙する場面が多くなりました。核家族化が進んでいるので仕方がない部分もあるわけですが、しかし、そうはいっても勉強しない子には勉強しなさい、と言いたい。

言いたいが、しかし、だんだんエスカレートしてきて、「あ、また言っちゃった」と思ってしまう。

勉強しなさい、と言いたくないから、じゃあ、もう塾で勉強しなさい、ということになる。

で、今の子どもたちの通塾回数は増えている、と言ってもいいかもしれません。

でも、それでは結局問題は解決していない。自分で勉強しない子どもたちが増えているわけで、つまり自分の問題を自分で解決できていない、ということになります。

だから勉強しなさい、と言っていい。ただし、声に怒気を含ませないようにすればいいのです。

つい「いい加減にしなさいよ!!」とやってしまうから、今度は売り言葉に買い言葉になってしまうことも多いのです。

自分で勉強しないと問題は解決しない、ということをしっかり教えてあげなければいけません。

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教材は捨てる

とにかく、まあ、たくさんのプリントが配れる塾が多くなりました。

実際にすべての問題をやれる子どもは存在しません。だって、すべてのレベルの問題を網羅しているわけですから、そんなに時間はない。

だからやるものをそれなりにしっかり選ぶ必要があるのです。

ところが最初に教材をもらうと、全部やらねば、という気になってしまいます。で、へとへとになる。

最初から無理な量が配られているし、元々全部やることなど想定していない。

「じゃあ、くれなければいいのに」

その通りなのですが、でも「上のクラスでやっている問題がほしい」という保護者の方は少なくないのです。

だから、まあ、全部配ることにっているわけです。

なので、使わない教材は捨ててください。目の前にあれば、やらないといけない、と勘違いしてしまいますから。

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第229回 できるまでやり直す

■ できなかった問題は、もう一度やり直す機会を持つ必要があります。ただ、解き方を聞いたところで、自力でそれを解けなければやがて忘れてしまう。一度自分で解けば、それは経験として残る分、そのやり方を覚えていなくても、その問題を見てまた解き明かすことができるものなのです。

■ しかし、今の子どもたちの勉強を見ていると、与えられる問題が多すぎて、十分に復習する時間がない。だから結局やりっぱなしになってしまうところがあり、これではざるで水をすくっているようなものだ、と思うのです。

■ 少しの水でもしっかり底がふさがっていればたまるでしょう。しかし穴が開いていれば、いくら入れてもたまらない。つまり力にならないのです。

■ 一番いいのは「できるまでやり直す」ということ。できなかった問題をカードやルーズリーフに写し、しばらくしてまたやってみる。できたら「できた箱」へ。できなければまた元に戻す。そうすると、手元にあるのはできない問題の集合になるから、これができるようになればいいということです。しかし、問題がたくさん出てくると、できるようになる問題が少なく、できない問題は増え続けるから、解決しない。

■ どこかでやる問題を制限して、できるまでやり直す時間を作らないと、力はなかなかつきません。

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