月別アーカイブ: 2016年2月

受験校か、付属校か

中学入試は、すべて独自入試です。独自入試というのは、それぞれの学校が入試問題を作るということ。

そうなると、学校別傾向というのが非常に色濃くなるので、やはりその対策をするのが効果的です。すでに受験カリキュラムは終わり始めているので、だったら学校別の対策を少しずつ進めていった方が良いのです。ここで夏休みまで、また復習に時間を割くということになると、何のために前倒しをしたのか、あまり意味がなくなってしまいます。一応カリキュラムが終わったのだから、入試問題を解けるレベルには来ている。(もちろん合格点を取るというところまではまだ行かないでしょうが、それは当たり前の話。)だから、志望校の過去問を少しずつ始めないといけないのです。

ところが、まだ決まっていない、という場合があるでしょう。それだと、実はせっかく早くやった効果が得られない。成績はこれから伸ばせばいいので、早めに第一志望を決めてしまうことが効率を上げるひとつのポイントになります。

ではどうやって選んでいけば良いでしょうか。

まず最初に受験校を選ぶか、付属校を選ぶかという選択があります。

受験校は大学受験をする学校、付属校はそのまま系列の大学に進学する学校のことですが、これはそれぞれにメリット、デメリットがあります。

大学受験は確かに大変ですが、自分の志望する大学を自由に受けられるという点はメリットです。一方付属校にした場合、自分の行きたい学部が系列の大学にない場合がありますから、大学受験をした方が選択肢は増えます。

付属こうのメリットは、中高6年間、受験勉強にとらわれずに自分のやりたいことができます。クラブ活動にしても、勉強にしても自分でやってみたいことを幅広く挑戦することができます。

これをまず最初に考えた方が良いでしょう。将来の道筋を自分で決める段階になってから決めた方が良いと思われるのであれば、まずは受験校を選ぶ方が無難かと思います。

一方早稲田や慶應にある特定の大学に入れたい、と考えるのではあれば付属校を選択して良いかと思います。これは、お子さんの性格やご家庭の考え方によりますので、しっかりと話し合われてみるといいと思います。

得てして大学付属に入ると遊んでしまう、と考えられる方が多いのですが、そういうわけにはいきません。むしろ大学付属は大学に推薦させるために進級を厳しく管理するところがあります。例えば慶應の場合、中1から留年があり得る。そして同じ学年は2年間しかいられません。その場合は退学しなければならないので、それなりにプレッシャーはかかるようにできています。進級に関して言えば概ね受験校の方がゆるいでしょう。

だから、決して遊んでしまうというわけにはいかないのです。どちらが我が家にとってはいいか、どちらが我が子にとっていいか、をまずはじっくりと考えてみてください。

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水溶液に関する問題

2016年開成中学の問題です。


薬品戸棚の掃除をしていたら、実験で使ったと思われる粉末の混合物が入ったビンを見つけました。その混合物は、数種類の粉末が混じっていて、ルーペで見るとくすんだ銀色の粒が2種類、無色透明の角張った粒が2種類、確認できました。戸棚の中に入っていた薬品から判断すると、それはア〜キの粉末のうちの、いくつかが入っていたと考えられます。
ア 砂糖 イ 食塩 ウ ホウ酸 エ アルミニウム オ 銅 カ 鉄 キ ガラス

作業1〜3の文章を読み、問1〜7に答えなさい。問5、問7以外の答えは、上のア〜キの中から選び、記号で答えなさい。同じ記号を複数回用いてもかまいません。

〔作業1〕
混合物の粉末を小さじに一杯とり、水が100mL入ったビーカーに入れ、十分にかき混ぜると、無色透明で角張った粉末と銀色の粉末がとけずにたくさん残り、ビーカーの底にたまった。底にたまった粉末をろ過することで取り出し、表面がぬれたまましらばく放置すると、銀色のだったものの一部が赤くなっているのが観察できた。
またろ過して分けた液をなめてみると塩からく、これを蒸発皿にとり、加熱するとこげることなく白い粉末が残った。この粉末をルーペで観察すると立方体のような形をしていた。

〔作業2〕
混合物の粉末を小さじに一杯とり、うすい塩酸が100mL入ったビーカーに入れ、十分にかき混ぜると、一部がとけ、泡を出すものもあり、無色透明で角張った粉末が残った。

〔作業3〕
混合物の粉末を小さじに一杯とり、うすい水酸化ナトリウム水溶液が100mL入ったビーカーに入れ、十分にかき混ぜると、一部がとけ、泡を出すものもあり、一部の粉末が残った。残った粉末をルーペで観察すると、無色透明の角張った粒と銀色の粒が確認できた。またビーカーの下にたまっている粉末に、外から磁石を近づけてみると、磁石に銀色の粒が引き寄せられた。

問1 作業1で赤くなったものは何ですか。ア〜キの中から1つ選び、記号で答えなさい。

問2 作業1でルーペで観察した白い粉は何ですか。ア〜キの中から1つ選び、記号で答えなさい。

問3 作業2で残った無色透明の角張った粉末は何ですか。ア〜キの中から1つ選び、記号で答えなさい。

問4 作業3で、泡をだしてとけたものは何ですか。ア〜キの中から1つ選び、記号で答えなさい。

問5 作業3で、出てきた泡は何ですか。その気体の名前を答えなさい。

問6 作業3で残った銀色の粉末は何ですか。ア〜キの中から1つ選び、記号で答えなさい。

問7 作業1の実験方法には調べ方によくない点があります。それはどんなことですか。簡潔に書きなさい。


【解説と解答】
作業1から水にとけたものは食塩であることがわかります。またぬれて赤くなったのはさびだとわかりますが、赤いさびですから銅ではなく鉄です。
問1 (答え)カ

問2 (答え)イ

問3 これで食塩と鉄が入っていることがわかりましたが、水にいれて溶けるものは食塩以外に入っていないということになります。したがって、砂糖。ホウ酸は除外されます。また銅は入っていないので、残りはアルミニウムとガラスになります。塩酸にいれるとアルミニウムは溶けますから。作業2で残った物はガラスです。
(答え)キ

問4 水酸化ナトリウム水溶液にいれて溶けるものはアルミニウムです。
(答え)エ

問5 水酸化ナトリウム水溶液とアルミニウムですから、出る気体は水素です。
(答え)水素

問6 水酸化ナトリウムに入れて溶けないものはガラスと鉄です。銀色の粉末と言っていますから、鉄です。
(答え)カ

問7 水溶液をなめてはいけません。
(答え)ろ過した液をなめたところ。

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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まずは算数

この時期、どんどんカリキュラムが進んでいるわけですが、まずはじっくり算数に取り組むべきだ、とお話しています。

算数は合格者平均と不合格者平均のかい離が一番大きな科目なので、算数ができると明らかに入試では有利になる、というのがその一番の理由ですが、実は算数の力
はやはりそう簡単にはつかない。

最近の入試は工夫を凝らして、グラフを描かせたり表を書かせたり、あるいは作業をしながら、自分の考え方を整理して結論を出す、というような問題が増えてきて
います。

逆に言えば、単純に〜算ができる、というような視点ではなく、論理を組み立てる力が備わっているかを試そうとしているわけで、それはやはりある程度訓練を積ん
でいく必要があり、時間がかかるのです。

なので、今は勉強時間の半分は算数でいい、とすら思います。

ただし・・・。

たくさんの問題を解く、ということが必要なのではありません。むしろ問題数はしぼっていい。その分、多少なりとも難しめの問題をじっくり考えていくことが必要
なのです。

ポイントは、論理を組み立てる、ということにあるので、なぜこうなるのかを明確にできなければ意味がない。

答えが合っていても減点する、という学校が増えてきているのは、あくまで考える力を見たいと思っているからで、したがって式や説明を本来はしっかり書けるよう
になっていなければなりません。

ただ、答えが合っていればいい、という感覚は必要ありません。

どうしてこの答えになるのか、ということがしっかり理解できていなければ解けたことにはならないので、解き方に注目して、ていねいに勉強する必要がある。

そのためにはやはり時間がかかるので、大胆に時間配分をされていくと良いでしょう。

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