月別アーカイブ: 2015年12月

同じ問題をまた間違える

この時期になると、過去問も繰り返しになる場合があるでしょう。夏休みとか9月の最初にやって、間違えた問題があったとして、今回もそれを同じように間違える、ということは実はよくあることなのです。

そんなの覚えているでしょ?

いや、そうでもない、と思います。だって相当にたくさんの問題をやっているわけで、やったかなあ、というかすかな記憶はあるにせよ、それを完璧に覚えているわけではない。

一番困るのは、同じような読み違いをする場合です。これは以前の結果を記録してあるとすぐわかるわけですが、同じところをミスするなんてありえない、と思われるかもしれない。

でも、これもまたよくあることなのです。だからそんなことで子どもを叱責してはいけない。

もう一度、どうして間違えたのか、復習をしてみればいいだけのことです。もしかしたら、また間違えるかもしれませんけど。

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第217回 得意な科目は好きな科目

■ 子どもたちの得意科目を聞いていてると、やはり好きな科目であることがほとんどのようです。

■ 好きだから、勉強する。勉強しても苦にならない。苦にならないから勉強して楽しい。楽しいから、できるようになる。できるようになるから、またおもしろい、という循環が進んでくるわけです。だから当然のことながら、その逆もあり得るわけで、こうなると、なかなか勉強しなくなる。

■ では、どうやれば好きになるか、というとやはり最初に成功体験が続くこと、そしてやはり指導者やお父さん、お母さんにほめられること、でしょう。

■ ところが、今は最初の段階で成功体験が続かないケースが多い。組み分けテストや実力テストがあって、偏差値だとか、順位だとか、言われるとまあ、どうしてもそちらの数値に誰もが眼を向けてしまうから、おもしろみ、というものがなくなってしまう。

■ 受験勉強は最終的に結果を出さなければいけないのですが、最初からそれをやる必要はない。むしろ、最初のうちは、おもしろさ、楽しさをどう実感できるか、の方が大事なのです。そこをうまく乗り切って好循環に舵を切ることができるかどうかが、クラスの昇降よりも大事なのです。

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つるかめ算

2015年吉祥女子中学の問題です。


1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨、50円硬貨の1枚の重さは下の表の通りです。

次の問いに答えなさい。
(1)1円硬貨と5円硬貨を合わせて30枚の合計金額は78円でした。5円硬貨は何枚ですか。

(2)1円硬貨と5円硬貨を合わせて重さを測ったところ、41.3gになりました。5円硬貨は何枚ですか。

(3)1円硬貨と5円硬貨を合わせて重さを測ったところ、70.9gになりました。このとき考えられる硬貨の合計金額の中で、もっとも高い金額を答えなさい。

(4)5円硬貨と50円硬貨を合わせて重さを測ったところ、92.1gになりました。5円硬貨は何枚ですか。

(5)5円硬貨と10円硬貨を合わせて重さを測ったところ、98.1gになりました。5円硬貨は何枚ですか。

(6)1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨を合わせて20枚の重さを測ったところ、73.1gになりました。硬貨の合計金額は何円ですか。


【解答と解説】
(1)1円が30枚だと30円になるので、差は70-30=48円 48÷(5-1)=12枚が5円硬貨です。
(答え)12枚
(2)5円硬貨は3.7gで、1円は1.0gですから、小数第1位の部分は、5円硬貨で作るしかありません。3.7×9=33.3gですから、1.0gが8枚で、5円硬貨は9枚です。
(答え)9枚
(3)同様に70.9gの0.9の部分は5円硬貨から作られることになるので、最大にするには3.7×17=62.9であと8枚1円硬貨を使えばよいことになります。
したがって金額は5×17+1×8=93
(答え)93円
(4)50円硬貨は4.0gなので、小数第1位の部分は5円硬貨が作ります。小数第1位は1ですから、(5円硬貨、50円硬貨)=(13、11)があてはまります。
(答え)13枚
(5)10円硬貨は4.5gです。小数第1位は1なので、10円硬貨が奇数枚で、5円硬貨の枚数の1の位が8か、10円硬貨が偶数枚で、5円硬貨の枚数の1の位が3かになります。
98.1gですから、3.7×18+4.5×7=98.1になるので、5円硬貨は18枚です。
(答え)18枚
(6)3.7×8+4.5=34.1gで残りは39gになり、枚数は11枚です。4.5×8+1×3=36+3=39gより、合計金額は5円×8+10円×9+1円×3=40+90+3=133円
(答え)133円

6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)

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