月別アーカイブ: 2015年12月

人混みを避ける工夫

12月に入り各地でイルミネーションが点灯し始めました。塾の帰りに、ちょっと寄ってみようか、とか。そういえばクリスマスも近いしねえ、何か買う?みたいなこともあるかもしれません。

確かにがんばっているし、多少なりとも楽しい時間はあった方が良いとは思うのですが、それでも人混みは避けた方が良い。

これまでせっかくがんばってきても、最後に体調を崩したり、当日熱を出したりすると力が出せなくなります。ここからは、勉強も大事だが、それ以上に大事なのが体調管理なのです。

もちろん、帰ってきたら手を洗い、うがいをする。

自室では湿度の気をつけましょう。暖房が入ると、室内の湿度が下がります。で、乾燥するとウィルスが感染しやすくなる。

塾でもちゃんと気を遣っているところは、この時期ぐらいから加湿器が出てくるでしょう。

不要な外出を避けるのも大事。ちょっと調子が悪い、と感じたら早めに休ませる。この時期は決して無理をしないようにしてください。

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冬期講習に入る前に

冬休みは冬期講習とその宿題、と復習、で終わってしまう場合がほとんどかもしれません。それはそれで良いと思うのですが、しかし塾に行かないで家で勉強した方が良い場合があります。

1 十分に受験校の過去問が終わっていない
2 素点と見込み点に差がある。
3 どうしても、不安な分野がある

1 ようやく受験校のラインナップが決まって、これからやらなければいけない学校が出たかもしれません。あるいは、なかなか他の宿題が多くてまだ進んでいない、という場合もあるでしょう。いずれにしても、終わってない、という感覚が残るのは良くありません。過去問はどの勉強よりも優先されるべきなので、心残りにならないようにした方が甥でしょう。

2 素点というのは最初にやった点数。見込み点というのは、その後直してみてミスがなければ取れたであろう、という点数です。つまりこの差が大きい、というのはミスが多いということなのです。
だったら、どうやってミスを減らすか、ということを真剣に対策することが、合格に一番効果がある。問題の確認の仕方、計算の書き方、解答欄の確認の仕方、そういうことを丹念にチェックして一問でもミスを減らすべきでしょう。

3 ここへきて、「いやな分野」が残っている子がいます。例えば、電気がわからない。政治経済ができない。そういう意識を持っているだけで、試験に対して消極的になります。だから、ここは一気に解消しておくべきです。まとめて時間をとって「これでわかった」というところまでは、勉強しましょう。できることをやったって意味がない。今は課題を克服しないといけない。だから、個々の対応がいる時期なんです。

ということで最後の冬休み。悔いを残さないように、風邪やインフルエンザに気をつけて、納得のいく冬休みにしてください。

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中和に関する問題

2015年芝中学の問題です。


こさのちがう塩酸A、Bとうすい水酸化ナトリウム水よう液Cを使って次の実験を行いました。
【実験1】 CにA、Bをそれぞれ加え、ちょうど中和させたときの体積の関係を調べると、図1の結果が得られました。

【実験2】 30cm3のCを蒸発皿にとり、水を蒸発させて残った①固体の重さを上皿てんびんではかると1.2gでした。また、20cm3のAと30cm3のCを混ぜ合わせ、水を蒸発させると1.8gの固体が残りました。
【実験3】 5本の試験管にアルミニウムを0.6gずつとり、それぞれにCを10cm3、20cm3、30cm3、40cm3、50cm3加え、十分に反応させました。このとき発生する気体の体積をはかった結果を図2のグラフに■で表しました。■の右の数値は発生した気体の体積〔cm3〕の値です。

【実験1】について
(1)2個のビーカーにCを20cm3ずつとり、一方のビーカーにAを15cm3加え、もう一方のビーカーにBを15cm3加えました。これらのビーカーにBTB液を少し加えると、それぞれ何色になりますか。

【実験2】について
(2)20cm3のAと20cm3のCを混ぜ合わせ、水を蒸発させると何gの固体が残りますか。 答が割り切れないときは、四捨五入して小数第1位まで求めること。

(3)10cm3のAと30cm3のCを混ぜ合わせ、水を蒸発させると何gの固体が残りますか。 答が割り切れないときは、四捨五入して小数第1位まで求めること。

(4)下線部①について。上皿てんびんの使い方として正しい記述を次の中から1つ選んで、記号で答えなさい。ただし、記述内の左右は、てんびんを正面から見たときのものとします。(図3)

(ア)分銅は上部のつまみを人差し指と中指と親指でしっかりともつ。
(イ)右ききの場合、左の皿に薬包紙と固体をのせ、右の皿に薬包紙と分銅をのせる。
(ウ)右ききの場合、右のさらに薬包紙と固体をのせ、左の皿に分銅をのせる。左の皿には薬包紙をのせない。
(エ)重さをはかるときは、分銅を軽いものからのせ、少しずつ重いものに変えてつり合わせる。
(オ)重さのつり合いをしらべるためには、てんびんの針が完全に静止するまで待たなければならない。

【実験3】について
(5)発生した気体は何ですか。
(6)アルミニウム0.6gをすべてとかすのに必要なCは何cm3ですか。答が割り切れないときは、四捨五入して小数第1位まで求めること。
(7)Cを2倍にうすめた水よう液をりとします。Cの替わりにDを用いて同様に実験を行った場合、グラフはどのようになりますか。次の記述のうち、正しいものをすべて選んで、記号で答えなさい。
(ア)Dの体積が10cm3のとき、発生した気体の体積は336cm3と等しい
(イ)Dの体積が20cm3のとき、発生した気体の体積は672cm3よりも大きい
(ウ)Dの体積が30cm3のとき、発生した気体の体積は746cm3よりも大きい
(エ)Dの体積が40cm3のとき、発生した気体の体積は746cm3と等しい
(オ)Dの体積が40cm3のとき、発生した気体の体積は746cm3よりも小さい
(カ)Dの体積が50cm3のとき、発生した気体の体積は746cm3と等しい
(キ)Dの体積が50cm3のとき、発生した気体の体積は746cm3よりも小さい
(8)アルミニウムと同様に、Cにとけて気体を発生する物質を次の中から1つ選んで、記号で答えなさい。
(ア)鉄 (イ)マグネシウム (ウ)あえん (エ)石灰石 (オ)鋼


【解説と解答】
【実験1】グラフからB:C=2:1、A:C=2:3で中和することがわかります。

(1)A15cm3とC20cm3の場合、A15cm3とちょうど中和するCは22.5cm3になるので、まだ中和していないから酸性になります。したがってBTBは黄色に反応します。

一方Bが15cm3の場合はCが7.5cm3で中和しますが、Cは20cm3入っているので、アルカリ性になり、BTBは青色に反応します。

(答え)Aを入れたもの 黄色 Bを入れたもの 青色
【実験2】からCには30cm3に1.2gの水酸化ナトリウムが含まれ、それに20cm3の塩酸Aを加えると1.8gの食塩ができます。

(2)20cm3のAと20cm3のCでは中和はC20cm3分でするので、重さは1.8÷3×2=1.2gになります。
(答え)1.2g

(3)10cm3のAと30cm3のCだと中和はAによって決まり、Cが15cm3の中和ですから、食塩は0.9g。と残り15cm3の水酸化ナトリウムが残るのでその重さが1.2÷2=0.6gですから。、合計1.5gになります。
(答え)1.5g

(4)正しいものですから、イになります。分銅は手でもってはいけません。イが正しく右側に分銅をのせかえて調整するので、ウは誤り。エ、オも違います。
(答え)イ

【実験3】
(5)アルミニウムと塩酸ですから、発生する気体は水素です。
(答え)水素

(6)746÷672≒1.11ですから、20×1.11=22.2cm3
(答え)22.2cm3

(7)DはCを2倍に薄めたので、Cを半分いれるのと同じことになります。
Dが10cm3であればCを5cm3入れるのと同じになりますから、オとカが正しくなります。
(答え)オ、カ

(8)水酸化ナトリウムに反応するのは亜鉛です。
(答え)ウ


「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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