月別アーカイブ: 2015年6月

記述問題は今後増える

大学入試改革のポイントのひとつに記述力があります。

センター試験は多くの生徒が受験し、かつ短期間で採点集計しなければいけない、という命題がありますから、すべて選択式、数字記入式に限られていました。

しかし、今後途中でも審査をし、じっくり選抜する、ということになると、単純に選択式だけの試験ではなくなる可能性が出てきています。今後、記述式の問題を出題、採点するための試みが必要である、と考えられているわけですが、そうなると進学校は中学入試において「書く力」を試したい、という思いは強くなります。

これまでの結構、記述式の問題を出す学校は増えてきたのですが、これまで採用してこなかった学校がPISA型と併用して新たな入試形式として導入したり、既存の問題にさらに記述式の問題を加える、という方向になっていくだろうと思われます。

まあ、もちろん、それ自体は悪いことではないし、やはり自分の考えをまとめ、それを文章にする能力というのは今後非常に大事になってくるでしょう。

しかし、一方で小学校で作文の時間はあまり多くはなくなっているようです。記述力が必要であるにもかかわらず、その練習機会が減るというのはあまり良いことではない。

これからは受験勉強とは別に、文章を書く、という機会を増やす工夫をしなければならないでしょう。

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かえってややこしくしてないか?

少子化は進み、中学受験人口も減少を続けていて、本来であれば、そんなに中学受験は厳しくないはずなのです。

だから時々、学校の先生の話を聞くと「ここのところ、そんなにみんなができるわけではない」という話が出てきます。昔の方が、みんなできた。昔というのは、やはりゆとり教育華々しかったころ。円周率が3になる、みたいなときです。

みんなが危機感を持ったから、中学受験に集まった。だから、受験人口も急上昇しました。

しかし、今はそうではない。公立もゆとりをやめちゃったし、公立高校は大学受験実績を伸ばし始めているし…。

なのに、です。

中学受験の負担が減っていない。いや、むしろ増えているのではあるまいか、と思える。

ひとつにはカリキュラムが速い。なぜ、そんなに急いでやらないといけないのか。急いでやるということ自体が難度を上げている。昔の飛び級みたいなスピードがある。みんな飛び級したら、そりゃあ、できないだろう。

さらには毎月の組み分けテスト。

そんなにしょっちゅう、クラスを上下して、席も変わったら落ち着かないだろうなあ、と思うのです。せめて1学期ぐらい、同じでもいいのではないの?

結果としてどうも、ややこしくなっているような気がしてならないのです。案外、家で受験準備した方が楽かも、と思えるのですが。

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力のつりあいの問題

2015年浅野中学の問題です。


次の(1)~(4)の場合について、おもりA~Dの重さは何gですか。ただし、軽い棒とおもりをつるしている糸の重さは考えないものとします。

(1)軽い棒が水平になっている。

(2)重さ100gの太さが同じ棒が水平になっている。

(3)重さ100gの太さがおなじでない棒の上側が水平になっている。

(4)軽い棒と重さ100gの太さが同じ棒が水平になっている。


【解説と解答】
(1)100gのおもりは支点から10㎝のところにいるので、
100×10+50×30=A×20 
1000+1500=2500 から2500÷20=125g
(答え)A 125g

(2)棒の重心は支点から左に5cmのところにあるので。
50×30+100×5=B×20
1500+500=2000 2000÷20=100g
(答え)B 100g

(3)左の図から、25×20=100×x x=5cmよりぼうの重心は真ん中から右に5cmのところにあります。
したがってC×20=100×10+100×30=1000+3000=4000
4000÷20=200g
(答え)C 200g

(4)下の棒の左側のおもりは100×30÷10=300gですから、上の棒の左端には300+100=400gの重さがかかります。
一方上の棒の重心は支店から10㎝右にあるので、
400×20=100×10+D×40
7000÷40=175
(答え)D 175g

「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)

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