月別アーカイブ: 2015年4月

第183回 復習型の塾で予習をする?

■ 復習型の塾が増えました。なるべくみんなの理解が一線のところで、授業をやりたいと思っているから、テキストすら配らない。その日に初めて子どもたちが勉強を始めらるようにしてあるわけです。

■ ところがなるべく先取りをして、子どもの成績を上げたいというので、昨年の教材をオークションサイトで買って、予習をしている家庭もあるのだそうです。

■ でも、昨年とまったく同じである保証はありません。また、予習をした瞬間に、その塾が工夫をしているメリットをすべて得られるわけではなくなります。

■ 最初から知っている、わかっている、ということになれば、集中して聞かないかもしれない。その結果として「ふとした隙間」にわからなくなることがあるものです。

■ わざわざテキストを作らないのは、その塾なりに試行錯誤があった結果としてシステムができあがっている。

■ その塾に入った以上、そのシステムに乗るのが一番、そのシステムのメリットを享受できるのであって、妙な裏技に走らないことです。

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場合の数の問題

2015年灘中学の問題です。


次の( ア )( イ )にあてはまる数を答えなさい。

図のように、1辺の長さが6cmの正方形の周上に、AからLまでの点が2cmごとにあります。これらの12個の点から3個の点を選び、それらを頂点とする三角形を作ります。三角形は全部で( ア )個できます。そのうち二等辺三角形は全部で( イ )個です。ただし、合同な三角形であっても、選んだ点が違えば、別の三角形と考えます。


【解説と解答】
( ア )
ぜんぶで12個の点から3個の点を選ぶ組み合わせは
12×11×10÷(3×2×1)=220通りあります。

が、このうち三角形ができないのは同じ辺から3つの点を選んだ場合で、それは各辺4通りずつあります。
したがってできる三角形は220-4×4=204通り
(答え)204通り

( イ )
Bを頂点としたとき、二等辺三角形は三角形BJHとBKEの2通りがあります。
したがってこのような点はBCEFHIKLと8つあるので2×8=16通りです。

一方Aを頂点としたときはALB、AKC、AJD、AIE、AHFと5つあります。Aのような点はA、D、G、Jと4つあるので5×4=20
したがって合計16+20=36通り
(答え)36通り

「映像教材、これでわかる場合の数」(田中貴)

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みんな同じことができるわけがない

小学6年生と言いながら、4月生まれがいて、3月生まれがいます。

生まれが遅いからと言って成長が遅いわけではないが、ではみんな差がないか、というとそうではない。

大きな子がいて、小さな子がいて、体力がある子がいて、すぐ疲れてしまう子もいます。

しかし、どちらかというとそういうことは一切無視して~までがんばる、みたいなことに受験勉強はなりがちです。

本当は子どもたちそれぞれに個々の差があるので、その状況に合わせた受験勉強をしないといけない。だれもが週5日の塾に行く必要があるのか?といえばそんなことはないし、だれもが小学校5年までにすべてのカリキュラムを終わらせる必要があるか、といえばそうではありません。

で、ここに落とし穴がある。

みんなと同じにできないということは、ウチの子には力がないのか、といえばそんなことはない。

本人なりの伸ばし方があるはずで、それをやれば良いだけの話。実際に大事なのは入試に間に合えばいいだけのことです。

だから、同じにできないとわかれば、方法を変えればいいのです。それを無理をさせてやらせるから、かえってさらに難しくなってしまう。

ウチの子にはウチの子に合うやり方で勝負してもらいましょう。

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