月別アーカイブ: 2015年3月

志望校の決め方(1)

これから数回に分けて、志望校の決め方についてお話をしてみたいと思います。

中学受験はすべて各校が独自に入試問題を作る独自入試の形態なので、早く志望校を決めて学校別の傾向を意識した勉強を取り入れた方が良いわけですが、しかし、どこを受けていいか、なかなか絞りにくいものです。塾によっては、成績がある程度固まってから志望校を考えるところもありますが、私はやはり早めに決めた方が良いと思います。成績か固まってから、というのは成績によって受ける学校を決める、ということなのですが、それだと対策が漠然とする分、なかなかあがっていかないところがある。だから私はいつも成績は棚上げする、ところから始めます。

つまり、どこを受けても、合格するから、どこがいいですか?と考えるようにお話ししているのです。

そんな夢のような話はない、と現実的に話を考えるお母さんが多いのですが、しかし、そうしないと子どもに何を与えたいのか、がぼけてしまうのです。

この学校に入りたいけど、成績が届かないから、無理よねえ、とはずしていくと何のために中学受験をさせているのか、だんだんわからなくなります。

実際に私学に入ると、およそ年間100万円のお金がかかります。小学校4年からの受験準備でおよそ300万円ですから、高校卒業までですでに1000万円かかる計算になります。1000万円の投資ですから、やはりそこは欲張りに考えた方が良いし、それだけかけるのだから妥協しない方が良い、というところもあるのです。

なので、いったん成績は棚上げします。さてどこにするか。

最初の区分は受験校にするか、付属校にするか、です。

次回はここからお話を続けていきましょう。

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まずはできると思わせる

できないことが続くと、前向きになるのはなかなか難しい。

これは大人でもそうでしょう。ということは、子どもたちにとってはもっとそうなのです。

そういう意味ではスポーツでできないことを一生懸命練習する経験というのは、非常に有効かもしれません。例えばスケートやスキーで何回転んでもがんばるのは、なんとか滑りたいと思うからでしょう。そう思わない子はとっとと帰ってしまうかもしれません。多分練習していて多少なりともおもしろいとは感じていると思いますが。

で、勉強の場合も何らかおもしろさを感じてもらえればいいわけですが、それは多分「解けた」とか「できた」という経験が多い方が良いわけです。

だからなるべくほめた方が良い。例えば、ちょっとずつヒントを与えていって、問題が解けたとして「すごい、できたね。」とほめるか、「でもヒントあげたからね」と水をさすか。

少なくとも最初のうちはほめた方が良いのです。できる、と思わせないとなかなか前に進まない。できると思えば、やる気になるし、「君ならできると思われている」と感じていれば多少なりともがんばる。

そういう最初の自信みたいなものを早めに植え付けてしまうことが、ひとつのポイントです。

お母さんは特に子どもたちの毎日の生活に近い分、つい「注意する」ことばかりになってしまうので、ここがやりにくいかもしれませんが、やはり「ほめて」あげるといいでしょう。ほめるのは「自信をつけるために」ほめるのです。

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第178回 前向きな努力は力をつけやすい

■ やらされる勉強よりは、自分でやる勉強の方が力はつけやすいでしょう。では、なぜ自分でやろうとするのか?

■ いくつか理由があげられるでしょう。もうすでに目標が決まっていて、そこに合格したいという気持ちが固まっている、という子もいるでしょう。あるいは、なるべく良い順位をとりたりと思っている子もいるかもしれない。特に理由はないのですが、とにかく良い順位がいい、という感じ方は当然あるものです。もっとシンプルなのは問題を解くのがおもしろいから、というのもあるでしょう。

■ で、実は理由は何でもよいのです。自分がやりたい、と思ってくれればそれでいい。そうすると結構夢中になって問題を解いてくれたりする。夢中になって問題を解いていれば、その問題が解けようが、解けまいが力は確実につきます。なぜって、その間ずっと考える練習ができているから。

■ 同じ時間机の前に座っていても「どうせ、できないしなあ」「みんなと遊びに行きたかったなあ」と思っている子は、できるようにならないでしょう。これが毎日積み重なったら、途方もない差になることは間違いない。だから、理由はどうあれ、自分から前向きに勉強するように何とかしたいのです。

■ その意味ではご褒美だっていいわけで、子どもが勉強したい、と思うように仕向けていくことがまずは大事でしょう。

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