月別アーカイブ: 2011年10月

動機づけ

塾の先生の一番の役割は、「教えること」と思われるかもしれません。

しかし、私が思うにはやはり「動機づけ」だろうと思うのです。中学受験は余分な受験です。義務教育の公立中学があるのに、塾に通い、受験勉強をしなければなりません。

したがって、子どもがその動機を持ち続けることができるように、管理、指導していくことは非常に重要な役割といえます。成績が伸び悩めば、当然子どもたちは勉強をやりたくなくなります。しかし何事も同じですが、どこかで壁を突破するまでがんばりきらないといけない。その意味では、そこを突破できるように応援してあげることは、非常に大事なことなのです。

もとより勉強は自分ががんばらないとなかなか身につきません。その努力をどう続けるのか、合格したいという気持ちをどこまで大きくできるのか。塾の先生の大事な仕事でしょう。

それができている先生と、そうでない先生は明確に結果に違いが出てきます。

では、それはどうやって生まれるのでしょうか。

私はコミュニケーションだと思っています。今の気持ちはどうなのか。非常に前向きなのか。それともネガティブなのか。もともと努力をしていないのか、がんばっているのだけれど成果がでないのか。
これはただ授業をやっていればわかるというものではなく、子どもひとりひとりと話しながら、詰めていかなければいけないことなのです。

特に小学生の場合は、この動機づけがしっかりできるかどうかで、合格率が大きく変わっています。

お子さんと話をしていて、塾の先生との会話があまり感じられない、ということであるならば、一度先生とお話をしてみるといいでしょう。問題解決の糸口がみつかるかもしれませんね。

第一志望は譲らない

私は、基本的に第一志望は譲るべきではない、と思っています。

そんな強気な受け方はできない、と思われるかもしれません。

しかし、中学受験は子どもが最初に自分の力を試す試験です。だからこそ、まずは初志貫徹と、いきたいのです。

本来中学受験は高校受験と違い、やらなくてはいけない受験ではありません。

中学までは義務教育ですから、だれでも中学校に行けるのです。それをわざわざ受験するのは、当然、いろいろ理由があるわけですが、一番は

「行きたい中学がある」

ということだからで、それがないということになると、わざわざ中学受験をするのではなく、高校受験でいいではないか、ということになってしまいます。

高校受験は、浪人するわけにはいかないし、公立の中学もないので、やはりいろいろ考えなければいけないでしょう。

しかし中学受験の事情はそうではありません。

やれるのだから、第一志望はなるべく譲らない、という姿勢で行ってほしいものです。

過去問の添削

塾の先生に過去問の添削をしてもらっていますか?

特に国語の記述に関しては、これが最も有効な学習方法です。

実際に親が解答をみて答え合わせをしようとしても、記述に関して言えば
「あっている気もするし、違うような気もするし。」

本来、採点基準というようなものが、試験にはあるのですが、それが明確に記載された解答は見たことがありません。

ですから、その分、塾の先生に過去問の採点をしてもらうのが良いでしょう。

これをシステムとしてもっている塾もあれば、「頼まれたらやる」というスタンスの塾もあるようです。

いずれにしても、これはやってもらった方がいいです。

いろいろ直されて「やる気をなくすかも」なんて思わずに、どんどんやって添削、採点をしてもらいましょう。

このやり取りの中で、文章の書き方やポイントの考え方がマスターできる、といっても過言ではありませんから。