月別アーカイブ: 2006年10月

キッズ説明会

10月28日に用賀でキッズの入室説明会でお話する内容を決めました。
現在年中や年少のお子さんをお持ちのお母様にもぜひご参加いただければと思います。学童保育は現状、明らかに良い方向に向かってはいるものの、財政状況の面ではまだまだ保護者にとって不安のぬぐえない部分はあるでしょう。しかし、いろいろなシステムを上手に利用すれば、あえて仕事をやめずとも子育てはしっかりできる環境が整いつつあるのも事実なのです。これまで私どもが調べてきたり、考えてきたことが少しでもお役に立てばと思いますので、土曜日の午前中ですがお時間があればお越しになってください。

1 学童保育の現状
(1) 学童クラブ 
(2) 新BOP 世田谷区の場合は現状定員がない。
放課後居場所づくりの一環。午後6時から7時までが学童保育となる。
(3) 放課後スクール
2007年度より全国一斉実施。新BOPの延長線で学童保育と放課後事業を一体化。大量の教員OBの活用を考えて、放課後での学習指導も視野に入れる。

2 中学受験の現状
(1)受験率の上昇  2006年度は首都圏で16% 世田谷区では30%超。
(2)高校受験から中学受験へシフト。公立中学を回避する動きが主因。
(4) 受験の過熱化。競争率の上昇で受験準備が早期化。
(5) 通塾日数の増加。

3 中学受験のメリット
(1) テストのみでの合否判定
(2) 受験のデメリットを保護者がカバーできる。
(3) 6年間の中高一貫教育のメリット
(4) 大学受験合格者の実態

4 いつから中学受験準備を始めるか
(1) 意外に差がつき始めた基礎学力
(2) 大丈夫と思っていても・・・
(3) 3年生からは少なくとも中学受験を意識する
(4) 5・6年が受験準備期間

5 【エルフィー】kidsのシステム
(1)学習内容
(2)通塾日数
(3)おやつ
(4)習い事
(6) 長期休みの対応
(7) 食事、延長預かりのシステム
(8) ピックアップ、ピックオフ

6 【エルフィー】kidsの狙い
(1) 基礎学力の向上
(2) 自ら学ぶ姿勢を身につける
(3) 他者との関係をしっかり意識する
(4) ていねいに読み、自分の意見を書く
(5) 積極性を身につける

7 【エルフィー】kidsの利用法
(1) 放課後スクールと併用する。
(2) 中学受験を前提とした基礎学力の養成を図る。
(3) 興味あることに挑戦できる機会を与える。→習い事、スポーツクラブその他
(4) 1週間の生活をしっかり計画化する。
(5) 小学校を卒業すればある程度親離れするもの、それを視野にいれてライフプランを考える。

5年の秋から受験を始める

ここのところ、続いて5年の秋から中学受験を始めたいという保護者の方と面談をしました。

4年生からはじめている子どもたちが多い中で5年のこの時期から始めるのにはハンデがあるでしょう。実際に地理はもう終わってしまっていますし、歴史も結構進んできています。割合、比、速さ算数の頻出範囲もすでに勉強しています。

しかし学校ではまだ当然やっていません。したがってこれをどうフォローするかということになるわけですが、今のところ進んでいるカリキュラムとはある程度距離を置いてやらないと効率が悪いので(わかるところから始めないと、本人に自信もつかないでしょうから)、一人ひとりのカリキュラムを作っていくことになります。

最近感じるのですが、意外にこれはいいのではないかと思うのです。

今の5年生はカリキュラムが多い、なかなかこなしきれない。だからその嵐からは距離を置いて、できることをこつこつと積み重ねていく。最初から遅れていることはわかっていますから、あわてても仕方がないと思えます。最後に間に合えばいいのだから。でも間に合わせなければならないので、本当に効率を考えた勉強法をしてもらうことが必要です。でもその方法は実際にあるのです。

今日も5年生の女の子を見ていたのですが、1時間半の間にずいぶんいろいろなことができるようになりました。もちろんその子の能力はなかなかのものですが、このペースで行けば比較的早い段階で追いつくことになるでしょう。

本人がやはり受験を始めたいと思ったのですから、努力もするし、がんばりもしてくれます。待つことも教育では大事なことなのです。

まずは基礎学力を

4年生や5年生で1週間の内容をこなしきれないという話を良く聞きます。
実際に理科や社会の勉強まで含めると結構こなさなければいけない量は多いでしょう。

しかし例えば社会について言えば、5年の1学期に地理をやってその後、歴史、公民と進む間に地理の知識はあやふやになり、結局6年生の夏休み以降もう一度覚えなおすという作業が必要になります。

もちろん5年のときに覚える努力をすることで6年生の手間を省くことはできますが、しかしやはり忘れていることは多いので、最初から覚えなおすようなものなのです。

と考えてみると、ではこの時期に授業をしっかり聞くことはもちろん大事だが、細かいことを覚えるのにあまり時間をかけすぎてもいけない、むしろ「読む、書く、ていねいに考える」といった基本的な学習能力と姿勢を身に着けることが大事なのではないでしょうか。

最近、中学受験の裾野が広がってきて、受験生は増加しています。しかし実際に塾でお預かりするときの子どもたちの基礎学力は大きく差が開いています。計算にしても漢字にしても、「読む、書く、ていねいに考える」という作業に必要な基礎学力がまだ十分ついていない子どもたちは増えているのです。

ですからあわてて受験のためのテクニックをマスターさせるよりは、5年生まではこれらの基礎学力をしっかり身に着けることに時間を割いた方が良いでしょう。

塾に行くとクラス分けテストがあり、良いクラスに入るためには点数をとらなければならず、細かい知識に時間をかけがちですが、目先の点数にあまりこだわらないでしっかりとした力を培っていくと良いと思います。