何と3日続けて問題をアップしました。
自分でも感心しているのですが、実は結構問題作りを楽しんでいる面があって、4教科にわたっていろいろな問題を出していこうと思います。ここに収める問題はもちろん中学入試の問題にもなりそうですが、実際はお父さん、お母さんと子どもたちが楽しみながら考えたり、調べたりということをテーマにしています。ですから答えがない問題もあるかもしれません。頭をやわらかく使いながら、答えを出していってください。もちろん、何を調べていただいてもかまいません。
日別アーカイブ: 2006年3月28日
第2回 数の性質に関する問題
■今回は約数の問題です。約数というのは整数を割り切れる数のことです。問題は簡単です。
120の約数は全部で何個ありますか。
■120を割り切れる数を考えていけばいいわけですから、書き出してしまいましょう。書き出すというのは何か原始的な解き方のように感じられるかもしれませんが、まずはこういう地道な作業をすることが大事なのです。ただ書き出すときにむやみに書き出すのではなく小さい順、あるいは大きい順に書き出していきます。
1,2,3,4,5,6,8,10,12,15,20,24,30,40,60,120
■答えは16個になるわけですが、大事なチェックポイントがあります。それは相手を探すということです。例えば1であれば120が相手になります。2であれば60、2も約数であれば60も約数ですから必ず相手がいると考えてください。
■さてこれからは余分な話。約数の個数については素因数分解を使う手があります。
120=2×2×2×3×5と素数の積であらわすことができます。素数というのは1とその数以外に約数がない数のことですが、そうするとある約数はこのどれかを使っているということになります。例えば10は2×5ですから2を1個、5を1個使ってできていることになるわけですね。
■そうすると2が3つありますから、使わないという方法を含めると2の使い方は4通りあります。3は1個ですから使わないという方法を含めると2通り、5も1個ですから2通りなので4×2×2=16通りと答えを出すことができるわけです。受験ではこの方法を教えますが、素因数分解については知っていて損はないでしょう。
(平成18年3月28日)
桜
昨日、打ち合わせでお堀端の近くまで行きました。そこは桜がほぼ八部咲き。ニュースによると今年の見ごろは今週末の土日。東京は開花宣言が出てから最高気温が15度の日が6日あると満開になるのだそうです。
子どもたちにはぜひ桜を見せてあげてください。ただ、満開の後の桜も非常に大事です。花が開いた後どうなるのか、それもじっくり観察すると「物を見る」力を養うのに大変良い機会になります。
日本人は桜が好きで、いろいろなところに桜の名所がありますが、どうしても開花のときだけ目がいきがちです。開花の前はどうなっているのか、開花の後はどうなるのかについても、ぜひ目を向けてほしいと思います。
