2028年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

やらせすぎ?

受験の世界では、割と量をやる、ということが算数の力を上げるのに必要だと信じられているところがあります。

確かに演習量はある程度は必要ですが、ただ、それは子どもによる。

例えば処理能力以上のものを与えられても、まったく対応はできないから、ただ心理的に追い詰められていくだけなのです。

だから、最近子どもたちの中で問題が生じることが多い。できない方が悪い、と本人も親も信じさせられているのですが、本当はそうではありません。

本人がまずしっかりできるところからスタートしないといけない。しかし、塾は全員に同じことをさせるから当然そこにひずみが生ずるわけですが、それがしっかり認識されないまま、ただ「本人に力がない」とされるのは私は問題外だと思っています。

しっかりした思考力をつけていくには、本人のペースがまず大事。別にそれは個別指導ではなくても、できることではあるのですが、塾はお尻を叩くだけなので、子どもも親も精神的に追い込まれがち。

まず本人がしっかり考えられるペースを作ることが必要なのです。新学年になってからほぼ1ヶ月が経ちましたが、「こんなこと、本当にやるの?」と思われたら、すでに危険シグナル。

本サイトでもご相談できますから、一度、立ち止まって考えてみましょう。

学習相談はこちらから
(フォームに書き出すだけでも、整理ができます。)

習い事やスポーツをあきらめない

冬期のオリンピックが行われていますが、いろいろな競技があるものです。

で、そういう競技をやっている子どもたちも少なくないでしょう。またスポーツばかりではなく、音楽や芸能などいろいろな習い事をやっている子どもたちもいます。

しかし、近年中学受験の塾が早く始まるので、スポーツや習い事を早くにやめてしまう子どもたちが増えています。

本当はもっとやりたいだろうし、実際にこういう習い事やスポーツは自分の力を本番で出し切るという点においては受験にもプラスになるのです。

が、やめてしまうとそういうメリットが得られなくなる。またやめてしまって子どもたちが受験勉強にまい進するかというと、そうではない。むしろそれがストレスになって家庭や学校で思わぬ行動を引き起こすこともあるのです。

だから、本来なるべく続けた方が良い。これにはやはり知恵が必要です。

実際に最後まで習い事をあきらめずに続けて、志望校に合格した子も少なくありません。ただ、やはりそれなりに工夫は必要でした。

後半模擬試験などでいろいろ時間がとられることも少なくないですが、それでもある程度までは続けられることが多く、子どもたちにもいろいろな力が身につく分、簡単にあきらめずに勉強法を工夫してみてください。

2026年度中学受験概況

森上研究所から、今年の中学受験概況が発表されました。

それによると、
2月1日の受験者数は41934人(昨年42798人)になり、前年比98%になります。

最近のピークは令和5年(2023年)の43019人でしたが、そこから微減を続けています。

一方受験率は、2024年と2025年、児童数が減少しているので、受験率が15.2%だったのに対して、今年は15.0%になりました。

やはり少子化の影響が大きいのと、それに加えて中学受験の負担増から、見送る家庭も増えてきていると思っています。

特に大学受験での推薦入学者の増加により、中学受験のコストは高くなりつつあり、「中学受験はしなくてもよいのでは?」という流れに少しずつ傾き始めているように思います。

やはり過度に負担を求めている部分から削られていく、というところはあるのでしょう。やはり家庭がしっかり見極めて、本当に「ウチの子に必要なもの」を選択していくべきだと思います。

別に早くからスタートしないといけない、というわけでもありませんし、子どもたちが自分でやれる部分も大きいのではないでしょうか?

逆に削られていた習い事やスポーツを再考するのも大事なことかと思います。