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5年生は基本に徹する

5年生のこの時期は、算数でも理科でも新しいテーマが続きます。理解することが多いうえに、毎週のように内容が変わる。基本を覚え、考え方をつかもうとしているうちに、次のテーマへ進むこともあるでしょう。応用問題まで手が回らなくても、不思議ではありません。

しかし、それで良いのです。

難しい問題に取り組んでいないと、保護者は遅れているように感じるかもしれません。けれども、習ったばかりの内容が曖昧なままでは、応用へ進んでも考えが途中で止まります。今週の基本がわからないうちに次の内容が始まれば、わからないところがそのまま残る。5年生で気にしたいのは、問題の難しさよりも、子どもが基本をちゃんと理解しているかどうかです。

テーマによっては、入試でそこまで難しい問題を出さない学校も多いのです。それなら、無理に難問へ手を伸ばすより、基本を一つずつ確かなものにした方がよい。ちゃんとわかっていれば、6年生になってからその知識を使い、自分で考えられます。あとから力を伸ばしやすいのは、そのためです。

応用問題をたくさん解いているから安心、ということではありません。何となく解き方を追うより、いま習っていることを自分で考えられる方が、よほど結果につながります。5年生は基礎で良い。そう決めて、慌てずに取り組んでください。

積み重ね

子どもの力は、やはり毎日の積み重ねでついていきます。

特に計算はそうでしょう。低学年のうちから、少しずつでも毎日計算を続けていると、学年が上がったときに大きな差になります。

例えば割り算をするときも、かけ算がしっかり身についていれば、商の見当がすぐにつきます。210÷36であれば、36×5、36×6と頭の中で動かせるかどうか。こういうことは、急にできるようになるわけではありません。

毎日計算をして、九九を使い、数を動かしてきた経験があるから、自然にできるようになるのです。

これは計算だけではありません。漢字もそうですし、文章を読むこともそうです。少しずつでも続けてきたことは、後になって確実に力になります。

逆に、必要になってから急いでやろうとしても、なかなか追いつかないことがある。だから、まだ受験学年ではないから、と考える必要はありません。

難しいことをたくさんやる必要もないのです。毎日少しずつ、できることを続ける。

その積み重ねが、やがて大きな力になります。

5年生は国語もがんばろう

これから5年生は算数と理科が難しくなります。

特に理科は、算数で比と割合が終わったので、これから一気に理科計算に進んで行きます。

これは、まあ、学校によって出る出ないの差が大きいし、出ても難度にかなり違いが出ます。だから、本当のことを言えば志望校が決まってからある程度絞り込んでも良いかもしれないが、まあ、そういうことはなかなか難しいので、やはり算数と理科に時間が取られるのです。

しかし、ホントは国語をしっかりがんばりたい。

国語ができる子は入試では優位にたちます。これは算数と違ってそう崩れない。極めて安定的に点数が取れる。なので、国語ができる子は合格可能性が高くなります。

だから丁寧に読み解く時間をちゃんと作った方が良いでしょう。なかなか難しいとは思いますが、しかし、国語は一定のペースで勉強している確実に力がつく。

あと、男子はていねいに字を書きましょう。国語ができる子は間違いなく字がていねい。だから漢字も間違えないのです。