2028年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

ロークラスから脱せないなら

同じ校舎に2年ぐらいいると、あまり位置が変わらなくなる、という場合があります。

下位クラスのことをロークラスと言ったりしますが、ここでももちろん受験をしていくことはできるし、それなりに志望校を決めていけば、対応できるでしょう。

ただもう少し上位の学校に食い込みたい、という考えが親も子もあるのであれば、やはり同じことを繰り返していてもあまり展望は開けない。

やはりここでやり方を変えていかないといけないのです。

勉強の仕方を変えるといっても同じ塾ではなかなか変わらない。だから転塾をした方が良い場合もあります。

大手3塾全部回ってきた、という強者ものいますが、まあ、そこまででないにしろ、やはりやり方が子どもに合う、合わないはあるので、新6年生や新5年生のみなさんはもう一度やり方を見直してみるのも良いでしょう。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月11日の問題(速さ)

1週間無料公開されています。


自分でできる子まで

いろいろ自分で考え、行動できるという子はいます。

しかし、そういう子まで、「子どもだから」ということで、何でもみんなと同じにする必要はないのではないか?と思うことはよくあります。

本来、自分で勉強しないといけないことなので、いくら塾に行こうと、個別に先生に教えてもらおうと、本人がやらなかったら何にもならない。

逆に自分でできる、と言う子は、さっさとやって、ホントはもっと違う時間の使い方ができるはずなのです。

子どもの力に合わせてやり方はやはり変えていく必要がある。

これは成績が良い、悪いではなく、自分で考えて自分で行動できるか?ということにかかっています。

自分が合格したい、と思っているから、頑張れるところは多いので、あとはやり方をもう少し工夫する必要があるのではないでしょうか?

どんどん子どもたちの時間が奪われて、いろいろな力を伸ばす可能性が減ってしまっているように思われます。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月10日の問題(立体図形に関する問題)

1週間無料公開されています。


親がいない間に

働くお母さんが増える中、お母さんが(あるいはお父さんが)帰ってくるまでの間に、ちゃんと勉強しているか、というのは中学受験で課題のひとつになります。

早くから塾に通うと、塾に行くことが勉強、と思う子が少なくありません。塾に行っているときは勉強しているのだから、塾に行かないときは遊んでてもいいじゃないか。

塾で宿題が出たり、復習をしないといけない、と言われても特段チェックがなければ素通りすることになるから、勉強しなくても済んでしまうところがある。

塾も細かく全員のチェックをすると授業時間がなくなってしまうから、簡単に答え合わせをして(あるいはそれすらも素通りして)終わってしまうから、子どもたちはあまり気にしなくなる。

結果として、塾に行くときだけ勉強する子ができる訳です。

そこでお母さんは考える。塾に行かないときに勉強しないのなら、勉強するようにシステムを作れば良い。

それで個別指導を受けたり、家庭教師が来たりすることになる。あるいはプラス習い事というのもあるかもしれませんが、とにかく親がいない間に何とか勉強させたい。

当然のことながら、組み分けテストの成績がふるわないから、こういうことになるわけです。(成績が良ければ、まあ、そこまでと思うことはないでしょうが)

で、追いかければ当然相手は逃げる。モチベーションができていないから、勉強させられると、サボることばかりに目が行く。始末が悪いのは、叱られてふてくされて、おしまいになるケース。まあ、こういう子は本当は、まだ受験準備が整っていないのだから、中学受験はやめた方が良いかもしれません。

だから、中学受験を始める前にまず、本当は自分で勉強する習慣をしっかり作る必要があるのです。

その習慣がついておらず、また中学受験に対するモチベーションもないまま、塾に行ったところでなかなかうまくいかない。

本人がそれなりにやらなきゃ、と思ってくれればいいわけですが、そうならないケースも最近増えています。

これはやはり、通塾のタイミングが早くなったせいでしょう。

いわゆるロークラスにいる子どもたちの中には、「サボることに熱心な子」がいるものですが、そうなるとなかなか起ち上がらない。

そうなる前にまずしっかり手を打つことが大事です。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月2日の問題(比と割合に関する問題)

1週間無料公開されています。