2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

揺り戻し

コロナの頃、オンラインが一気に進み、「在宅勤務」という方法も確立してきました。

最近は揺り戻しがあって、月~日以上、通勤しないといけない、とか、揺り戻しのルールが出てきたところもありますが、しかし、この暑さ。

コロナ以上に外に出たくない、と思われるでしょう。

逆に、もうこの便利さは変えられない、というところもあります。

別に大きなスペースを求めなくても良いし、社員はどこに住んでいても良い。

まあ、業種によるとは思うものの、この暑さの中通勤電車に乗らない、というメリットは計り知れないと思うのです。

これは中学受験も同じこと。

やはりこれだけ便利になって、家でいろいろなことができるようになったのだし、お父さん、お母さんも家にいられる時間が増えたのであれば、むしろ新たな受験のやり方を考えていけるのでないでしょうか?

今までみんなと同じやり方をしないといけない、と考える風潮が大きかったと思いますが、あまりに負担が大きくなりすぎている分、合理的に勉強を進める方法を考えていった方が、結局は子どもたちのためになると思います。


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ミスをしてはいけない、と叱ってはいけない

摸擬試験を復習してみると、いろいろミスがでてくるでしょう。

また、ミスしたの!ダメじゃない!と叱ったところで、あまり解決はしない。

具体的に何を変えるのか、決めていないから、あまり改善しないのでうs。

逆に叱ってばかりだと、今度は本人がミスを隠すようになる。これはもっといけない。

だから、叱らない。

その代わり、このミスを防ぐにはどうしたらいいのか、いっしょに考えてあげてください。

いっしょに考える、が大事。

ああしなさい、こうしなさい、というより、本人が工夫することが必要なのです。そこで出たアイデアを次の摸擬試験で実行する。

そしてまたしっかり復習する。ミスがでたら、またいっしょに考える。

こうすることで、どんどんミスが減っていくのです。


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合格可能性20%は悪くない

模擬試験を受験すると合格可能性という数字がはじき出されてきます。

この数字は概ね以下のようなイメージのもとで作られています。

模擬試験を主催するところでは、模擬試験の結果と合格者の追跡調査をします。追跡調査が充分でない場合でも、自塾の生徒は合格実績を出しますから、どこを受けてどういう結果であったのかのデータは毎年蓄積します。それを元に、上から受験生を並べて、初めて合格者が全体の20%を超えるところをA、80%を超えるところBとしてこの偏差値を用いて判定をしているわけです。

で、AとBの間は概ねそんなに大きくない。平均するとだいたい10ポイントぐらいでしょうか。

例えばBが65だったとすると、Aが57から58ぐらいになることが多いわけです。

もしそういうデータであれば、57未満はすべて合格可能性20%未満ということになります。

だからこの層が一番厚いわけです。で、もう少し差をつけてもいいんじゃないか、と思うものの、厳然とそういう切り方をされているから、57であろうと45であろうと、20%未満に変わりはないわけです。

ということで、この数字を見ることがこれから多くなるかもしれませんが、決してビビッてはいけません。

20%以上になる数値(すなわち図のA)はいろいろですが、それでもAとBの間は本当に狭いので、まずは当面Aをめざしましょう。


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