2025年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

6年生の4月からの戦略

一般的に、6年生の学校別対策が始まるのは、早くて夏休みから。遅くとも9月にはスタートするところが多いですが、しかし、過去問の勉強は、ほぼ個人に委ねられます。

塾で、全員がやることはほぼない。塾は、それぞれの学校の出題傾向に合わせた問題をやる、ということになっているが、基本的に首都圏は2月1日校に限られるし、あまりバリエーションが多くありません。

確かに、集合塾で子どもたちの受験校すべてに対応することは不可能でしょう。

だからこそ、個人的に戦略を立ててやっていかないといけないのです。

ここが割と見過ごされがちな点。

塾によって「過去問をやっていいというまでやるな」というところもありますが、そうなると過去問はただ力試しに使われるだけで、1問1問をじっくり研究する余裕はなくなります。

本来過去問は、まずすべての問題を時間を計らずにやって、どんな傾向なのか、何を求められているのか、理解する。

その上で2回目に、今度は時間を計ってみて、どの問題を取らなければいけないのか、理解する。

できれば3回目に、満点にする、という作業まであれば完璧ですが、少なくとも2回はやらないといけないものなのです。

だから、今の子どもたちは、いろいろ対応しているようで、志望校への対応が今ひとつになる。この辺が、学校の先生方の「あまりできるようになっていない」評価に繋がっている点でもあろうかと思います。

なので、4月から個人的に学校別の対策をスタートさせましょう。

まずは、しっかり過去問を勉強することです。時間は計らずに、1問1問解けるまでがんばってみる。さすがに、でもムリ、というところもあるでしょうが、その場合は解答、解説を読んで納得すれば良いでしょう。

今年の過去問は今月から発売されますが、学校によって時期が異なるので、フリマなどで、昨年の過去問を手に入れてしまうのもひとつの方法でしょう。


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
1年生コースや2年生コースの是非


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
一貫の高校進学でつまずくケース


中学受験 算数オンライン塾
3月21日の問題


【塾でのご利用について】
塾でWEBワークスをご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内



皆が競争させられているが・・・

中学受験塾に入ると、毎月の組み分けで、何か気ぜわしく、ずっと競争させられている感がゆがめないでしょう。

本当は、行きたい学校をしっかり考えて、その学校に絞った勉強をしたい、と思っているご家庭もあると思いますが、現実は偏差値輪切りのクラス編成で、どこを狙うかは別に問われず、ただ、同じように競争させられているのではないでしょうか?

実際、そんなことは必要ないのです。

行きたい学校がしっかり見つかれば、むしろそこに集中していった方が、結果的に無駄な時間を過ごさなくて済む。

塾のカリキュラムは、全ての学校に対応する、という大義名分のもと、みなに同じことをさせているわけですが、それはある意味、ムダな準備になることも多いものです。

さらに、その競争で疲弊してしまい、やる気や自信を失ってしまう子どもたちが結構多いのも事実。

過去、こんなに中学受験撤退というキーワードを聞かされたことはありません。

なので、ウチはウチのやり方で、志望校を狙う方法を考えてあげてください。

よほど充実した受験準備ができるでしょう。



受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
空白の3ヶ月はなぜ起きるのか?


フリーダムオンラインブログ 6年生の担任から
中堅校に学校別傾向はない?



【(株)邦学館からのお知らせ 】
WEBワークスを塾・個別指導でご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内





附属校のメリットとデメリット

大学附属校は、基本的に大学への推薦が決まっています。推薦の形式はいろいろですが、基本的に望めば全員行ける、というスタイルが一般的ではあります。

だから大学受験の準備はしなくても良い。学校の勉強をちゃんとやっている限り、大学には行けることが決まっている。

これは最大のメリットでしょう。

中学受験で受験勉強は終了。あとは、自分の進みたい方向に向けて、パワーアップしていく、ということで、考え方はシンプルです。

一方で、デメリットは、大学の学部を自由に選べない。

例えば早稲田には医学部がないというような、ことが起こる。したがって、大学の学部が完全に自由ではない。また、成績によって決まる部分もあるので、医学部に行きたいと思っても、成績が足りなければいけない。

だから、そういう場合、附属校を出て、医学部を受験する生徒も少なくありません。

本人がある程度行く方向が決まっている、というような場合であれば、大学附属はメリットが大きいかもしれない。

ただ、それもいくらでも変更が利くことは事実で、まずは附属校から、というのはひとつの考え方ではあるでしょう。


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
予習型と復習型


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
いろいろな試験を受けるメリット


中学受験 算数オンライン塾
3月19日の問題


【塾でのご利用について】
塾でWEBワークスをご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内