2021年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

才能を自在に伸ばす工夫

オランダの大学を世界最年少の9歳で今月、卒業見込みだったベルギーのローラン・シモンズ君という少年がいます。大学側が予定以外の試験も受けるように言われて、彼はそれを拒否し、結局中退してしまったようですが、こういう天才的な子どもたちは実はたくさんいるのだと思うのです。

先日も小学校5年生で数検1級に合格した子がいましたが、いろいろな才能が開花することはあるわけで、それは自在に伸ばしていくことが望ましい。

今の中学受験でもそういう子どもたちは、きっと歯がゆい思いをしているだろうと思うのです。そんなことはもうわかっているから、次に行こう、と心の中で思っている。

だからこそ、これから個別にやっていくことの方が望ましいのです。競争させることで意識を無理やりあげさせることをこれまで進学塾は躍起になってやってきたわけですが、それがある意味ガラバゴズ化を生んでいるところがある。別に子どもの才能を伸ばすのに型をはめる必要はないわけで、伸びるところはどんどん伸ばせばよいのです。

受験勉強が簡単に終わるのなら、終わらせれば良いのです。それ以外の時間を、もっと違う才能を伸ばすことに使った方がこれからの子どもたちの幸福につながっていくのだろうと思います。


2019-2020 合格手帳12ー1月号を差し上げています。
以下からお申込ください。
無料です。
2019ー2020合格手帳6年生入試直前号申し込み

2019ー2020合格手帳4.5年生12-1月号申し込み


最後の追い込みにご利用ください。

「映像教材、これでわかるシリーズのご案内」(田中貴)


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
先生は教えなくなる?


5年生の教室から
自分で答えを出すことにこだわる


慶應進学館から
家では慶應対策に力を入れよう


4年生の保護者のみなさまへ  中学受験パパママ塾「ONE」のご案内



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

過去問もきりがない

過去問の練習に問題集をつかっておられるご家庭が多いでしょう。

学校によって10年分という場合もあるし、第2回、第3回と複数回ある学校は3年か4年分ぐらいしかのっていない場合もあるので、まずはそこに載っている問題を練習する、ということになるのでしょうが・・・。

実は古本屋にはさらに古い過去問が並んでいます。教室にも2000年から問題集が揃っているので、やろうと思えば、まあ20年分振り返ることもできるわけですが、さらにもっと前にさかのぼることだってできる。

そう、だからこれも切りがないのです。

切りがないから、入試までやれるところを計画して、あとはそれまで、と切り上げてください。

新たに併願校として決まった学校はそこまでできる時間的余裕がないかもしれません。それはそれで仕方がない。

やれるところまで精一杯練習しましょう。



2019-2020 合格手帳12ー1月号を差し上げています。
以下からお申込ください。
無料です。
2019ー2020合格手帳6年生入試直前号申し込み

2019ー2020合格手帳4.5年生12-1月号申し込み


最後の追い込みにご利用ください。

「映像教材、これでわかるシリーズのご案内」(田中貴)


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
合格ラインまであと少しの子


5年生の教室から
小学生の受験だから、負担を減らすことを考えるべき


慶應進学館から
オリンピックと時事問題


4年生の保護者のみなさまへ  中学受験パパママ塾「ONE」のご案内



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

不合格はみっともないことではない

この時期、子どもたちにはいろいろなプレッシャーがかかりますが、その根本の理由を探っていくと、「不合格はみっともない」と思っているところにあります。

さらに、お父さん、お母さんの期待に添えない、というのもついてくる。それで、だんだん自分に自信がなくなり、やりたくなくなったりする。

で、ここはまずしっかり教えておかないといけない。

「不合格は悔しいことではあるが、みっともないことではない」

土台、落ちる子の方が多いのです。だから不合格は目標を達成できなかったから悔しいものではあるけれど、それ以外にどうこうするものでもない。

また、どんな結果になっても、「お父さん、お母さんはあなたの次を応援するから心配はいらない」ということもしっかり伝えておきましょう。

と、頭でわかっていても、なかなかそれがはっきり言えないお父さん、お母さんもいるかもしれない。

お父さん、お母さんの心構えとしては「行く学校をベストにする」というのが良いでしょう。いずれにしても来年4月に子どもは中学生になる。どの中学に行こうと、これが子どもの人生にとってベストであったと、胸を張って言えるようにしよう、という気持ちを持てばいいのです。

いろいろ家族の期待もあって、お父さん、お母さんにもプレッシャーがかかってくるかもしれないが、子のプレッシャーをさらに増やしてはいけない。自分が防波堤になるつもりで、「うちの子だから何とかする」と雑音に耳を貸さないようにしてください。


2019-2020 合格手帳12ー1月号を差し上げています。
以下からお申込ください。
無料です。
2019ー2020合格手帳6年生入試直前号申し込み

2019ー2020合格手帳4.5年生12-1月号申し込み


最後の追い込みにご利用ください。

「映像教材、これでわかるシリーズのご案内」(田中貴)


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
親の期待に添いたい子


5年生の教室から
競わせることに意味があるのか?


慶應進学館から
中等部、国語の知識への対策


4年生の保護者のみなさまへ  中学受験パパママ塾「ONE」のご案内



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村