New本年度 最終回 オンライン中学入試説明会「慶應学校別説明会」のお知らせ
摸擬試験を受けた子どもたちに感想を聞いてみると、
「全然間に合わなかった」
という声が多く聞かれます。
で、そういう経験をしていくうちに、急いで解かなきゃ、という気持ちが強くなる。そして、ミスが増えるのです。問題文をちゃんと読まなくなるから。
摸擬試験は実は全員がすべての問題を解ききるだろう、という前提で作られていません。つまり、こんなに忙しい入試はない。
なぜかといえば、1種類の試験ですべての学校の合否判定を出すから、です。
そのためにはできるだけ正規分布に近い状態になってもらいたい。つまり、適度に差がつく状態にしたいのです。その方法のひとつとして、標準的な問題をたくさん出す、という方法論があるのです。難しい問題ばかりを出すと、差はつきません。むしろやさしい問題から始まって、最後やや難しいと思われる問題まで含めて硬軟とりまぜてたくさん出すと、分布的にはちょうど良くなる。
だから、摸擬試験で時間が足りなくなっても、余り気にしてはけない。
むしろ、ていねいに解くことを心がけ、間に合わなければ間に合わないでも良い、と考えていった方が良いのです。一番いけないのは急いで解いて、ミスだらけになること。
だから、良く子どもたちには言います。
「最後の3題は解かなくても良いから、ていねいに、良く問題文を読んで解きなさい」
入学試験と摸擬試験は根本的に作り方が違います。入学試験は、その学校の取りたい人材像に合わせて作られるが、摸擬試験は差が出来るように作られる。この点を十分に踏まえて試験を受けて下さい。
摸擬試験に対して最適化する必要はありません。
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