2019年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

摸擬試験、時間が足りなくなる理由

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摸擬試験を受けた子どもたちに感想を聞いてみると、
「全然間に合わなかった」
という声が多く聞かれます。

で、そういう経験をしていくうちに、急いで解かなきゃ、という気持ちが強くなる。そして、ミスが増えるのです。問題文をちゃんと読まなくなるから。

摸擬試験は実は全員がすべての問題を解ききるだろう、という前提で作られていません。つまり、こんなに忙しい入試はない

なぜかといえば、1種類の試験ですべての学校の合否判定を出すから、です。

そのためにはできるだけ正規分布に近い状態になってもらいたい。つまり、適度に差がつく状態にしたいのです。その方法のひとつとして、標準的な問題をたくさん出す、という方法論があるのです。難しい問題ばかりを出すと、差はつきません。むしろやさしい問題から始まって、最後やや難しいと思われる問題まで含めて硬軟とりまぜてたくさん出すと、分布的にはちょうど良くなる。

だから、摸擬試験で時間が足りなくなっても、余り気にしてはけない。

むしろ、ていねいに解くことを心がけ、間に合わなければ間に合わないでも良い、と考えていった方が良いのです。一番いけないのは急いで解いて、ミスだらけになること。

だから、良く子どもたちには言います。

「最後の3題は解かなくても良いから、ていねいに、良く問題文を読んで解きなさい」

入学試験と摸擬試験は根本的に作り方が違います。入学試験は、その学校の取りたい人材像に合わせて作られるが、摸擬試験は差が出来るように作られる。この点を十分に踏まえて試験を受けて下さい。

摸擬試験に対して最適化する必要はありません


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教えてもらってない先生の志望校面談

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先生が時間講師とか学生の場合、実際に教えている先生が保護者面談に現れることはまずありません。

これから先、受験校を決める面談や学習方法の相談をする面談が必要になる時期になってくるわけですが、その場合は校舎の責任者や教科の専任スタッフが出てくる。

で、教えていないから、当然、テストのデータだけで話をするわけです。

しかし、テストデータというのは、偏差値や順位のことで、本人がどういうミスをしがちか、とか、どういう性格だからこういう学校は不向き、みたいな話にはなりにくい。

まあ、当たり障りのないことを言われて、どうもピンとこなかった、という場合もあるようです。

志望校面談の場合、偏差値だけで考えるのは危険です。確かに偏差値で合否はある程度目安がつくが、その学校に合うかどうかは、子どもの性格や普段の生活を見ていないとわからない。

ここはのんびりしてそうだ、と思っていたら、実は管理が厳しくて結局、途中でやめてしまったとか、そういう場合もあるのです。

先生と話をしていて、「ウチの子は教えてもらってないな」と思ったら、そこは話半分で、やはり家庭がしっかりいろいろ調べておくことが大事でしょう。


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5年生の秋に第一志望を決める

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学校別対策を進めるにあたって、当然のことながら「どこを狙うのか」を早めに決める必要があります。

これは塾によって指導にずいぶん差がある。最初から、ある程度家庭の希望にしたがって進めるところもあれば、模擬試験の結果をみながら6年生の2学期に学校別対策を始めるところもあるわけです。ただ、全体として6年生の2学期に学校別の授業が始まるから、ここから対策が始まっていると思っている方が多いかもしれませんが、実際にはもっと早くに始めている塾があるのです。

例えば国語は記述問題が出る、とわかっているのであれば、早くから記述の練習を始めた方が良いに決まっている。

問題数は少ないが、途中式を書かせ、部分点もある、という事であるならば、難しい問題をじっくり練習する方に時間を割いた方が良いわけです。

過去問を早くからスタートする塾の方が今は合格実績が良いように思えます。

ただ、お父さん、お母さんは、「成績がまだともなっていないのに」と思われる方が案外多い。

しかし、本当は狙いを絞った方が成績は上がりやすい、のです。

当たり前ですが、やることを絞った方が考えは深くなります。そして中学受験の範囲はやはり高校受験や大学受験に比べればそこまで広いわけではない。その分、深さが必要なのです。

世界地理や世界史を知る必要はないが、難しい算数の問題を解けなければいけない、とすればやはりそういう対策を考えていった方が良いわけで、早くから知識を詰め込まずとも優先するべき勉強がある。

だから、「どこに行ってもいい」と言われたらどうするか、をまず考えてみてください。それでも各校にはスクールカラーも、設立の背景も、指導体制も違うわけだから、「我が子に合う学校はどこか」ということをしっかり見据えないと決まらないでしょう。

逆に成績を棚上げするぐらいでないと、見えないことがあるのです。

5年生はこの時期、第一志望をぜひ考えておかれると良いと思います。

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