2019年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

あと1年、このままで良いか?

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最近の大手塾のスタイルというのはやはりシステム化、定型化されています。カリキュラムとテキストが決まり、月例テストに日程が決まっているので、それまでの間に教える内容を教えてしまい、練習させるべき問題を練習させる、というプログラムになっています。

したがって講師陣も決められた内容を決められた時間で教える。しかし、子どもたちの理解度には差が当然あるわけで、それを「塾が決めた時間」内に理解できる子がすべてというわけでは当然ありません。その分、それをどこかで復習したり、練習する必要があるわけですが、塾が決めている授業数なり練習の工数(問題数)が多ければ必然的に他のことをやる余裕はなくなります。

で、問題はこの流れに乗れなかったとき、なのです。乗れている分には別にどうこういう必要もない。そのまま乗って行けばいいわけです。ただ、乗れなかったら取り返せないのか?と言えばそんなことは当然ない。

しかし、同じやり方では難しいでしょう。なぜならばシステム化されている以上、あまり余裕を持たせない。いっぱいいっぱいの工数で組み立てて、他のことはできないようにできているからです。

だからうまくいかなかったら、やり方を変えるのが一番良いのです。もちろん多少なりとも時間をかけて様子を見ることは大事だが、それでも1年で充分。1年間大きな成長が見いだせないとすれば、それはやはりそのやり方を変えないと、同じことが続くだけ。

5年生の終わりの退塾率が一番高いのはこのためです。

でも本当のことを言えば、もっと多くないといけないくらい、なのです。実際に結果が出ているわけではない場合がもっとあるからですが、しかし、この先になれば少しは変わるだろう、という気持ちがどうしても出てくる。

せっかく入室テストに合格したのだから、とつい考えがちですが、大手塾の入室テストは、そう落ちるわけではないのです。だから、そこにあまりこだわっても仕方がないところはあるのです。

これから6年生になると通塾日が増えたり、課題がさらに多くなりますが、今でもやりきれないのに、さらに積み残しが増えるだけ、という場合が多くなる。

それで、さらに自信がなくなったり、やる気がなくなったりするので、5年生から6年生に進むにあたり、もう一度良く勉強のやり方を点検してみてください。


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早起きできない子


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課題は解決されるために出てくるが・・・



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出題傾向をもう一度確認する

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朝日小学生新聞「ゴリラ先生、中学受験を斬る!」

いよいよ入学試験が近づいてきました。中学入試は各校が問題を作る独自入試です。それぞれの学校が欲しい人材を想定し、入学後の教育内容も鑑みて問題を創ります。例えばレポートの多い学校は、記述問題を多く出題して「書ける子」をとろうとするし、細かい知識よりも観察力や洞察力を重んじる学校は長い資料を出してそこから重要な点を自分なりにまとめる、というような問題を出すのです。だから何が出ているのかを考えて、やるべき勉強を絞り込んでください。

本来学校別対策というのは、良く出るものを勉強する、ということに尽きるとお話しします。

例えばある学校で10年間、まったく詩が出ていない、とすればやはり次の年も出ないと考えて良いのだろうと思うのです。

という話をすると、「でも10年ぶりに出たら・・」と心配される方もいるのですが、みんなある程度そういう準備をするから、そこは条件が同じです。

で、大事なことは、「もしかすると」に振り回されて、本来やるべきことに十分に手が回らないのが問題なのです。

10年ぶりに出るか、出ないかわからないよりも、確実に出るであろう物語文の読解や、漢字の書き取りの準備をした方が良いに決まっているのです。心配すべきはむしろ「やるべきことができていない」事態。これは「やるべきことをやった」子どもたちに明らかに差をつけられるから、ダメなのです。

いよいよ入試が近づいてきましたから、何が出るのか、もう一度整理してみましょう。

そうすると、これからやる勉強の優先順位が見えてくる。そんなに何でもかんでも手が回るわけがないのだから、優先順位をはっきりさせましょう。


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過去問をやるか、塾の指導に任せるか

Newフリーダム進学教室12月「入室説明会」のお知らせ

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この時期、各塾では問題演習がさかんに行われます。

しかし、その問題は、別に受験する学校の過去問ではなく、違う学校の過去問だったりする。

まだ十分に過去問が終わっていないので、できれば塾でもやってほしいのに・・・、と思われるかもしれません。

塾は、ある学校に狙いを定めたクラスでない限り、いろいろな志望校を持つ子どもたちを教えるわけですから、やはり共通して良く出る部分を勉強するというような問題の出し方になってきます。

したがってやる問題が自分の受験校になる可能性はそう多くはない。これはもう、仕方がないことです。

集合授業という形式であり、かつ、学校別特訓ではない以上、そういうところは必ず出る。だからその練習に期待するか、あるいはまったく違う道を選ぶか、ということでしかありません。

過去問が間に合わない、ということであるならば、塾はもうお休みにして家で黙々と過去問をやることです。

逆に家庭で学習が進まないということであるならば、これはもう過去問のことはある程度あきらめて、塾の勉強に期待するしかありません。

これはもう腹を決めるしかない。

最後、こうやる、と決めて、決めた以上は動じない。これが現状、我が家としては最善である、ということで良いのだと思うのです。

残り入試までしっかり準備を進めていきましょう。


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フリーダム進学教室 新連載 学校訪問シリーズ
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