2019年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

なぜやった問題を間違える?!

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この時期になると、過去問も繰り返しになる場合があるでしょう。夏休みとか9月の最初にやって、間違えた問題があったとして、今回もそれを同じように間違える、ということは実はよくあることなのです。

そんなの覚えているでしょ?

いや、そうでもない、と思います。だって相当にたくさんの問題をやっているわけで、やったかなあ、というかすかな記憶はあるにせよ、それを完璧に覚えているわけではない。

一番困るのは、同じような読み違いをする場合です。これは以前の結果を記録してあるとすぐわかるわけですが、同じところをミスするなんてありえない、と思われるかもしれない。

でも、これもまたよくあることなのです。だからそんなことで子どもを叱責してはいけない。

試験前にやはりできていなかった、ということがわかっただけで良いのです。そこをあとは修正する。入学試験のその日まで、できる限りの修正を続けていくだけです。


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自分で勉強しないのなら・・・

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近年仕事をされているお母さんが増えました。一方で核家族化が進み、兄弟もそれほど多くはないから、子どもが一人で留守番をしているケースは多いのです。

学童保育も4年生までというところが多いから、5年生からは自宅で留守番をしながら勉強する、という予定になっているわけですが、意識が高くない分、なかなか自分で勉強しない。

計画を立てても、実行されていない。帰ってきてチェックすると、何やら帳尻合わせの形跡が明白で、ひどいのになると、ただ答えだけが書いてある。まあ、きっと答えを写したのに違いない。

それでバトルになることが多いのです。約束したことが守れない。もう受験なんかやめてしまいなさい!!と何度言ったことか・・・。

で、なぜこうなのか、と言えば受験勉強は元々やりたいものではないからです。受験勉強するよりテレビを見たり、ゲームをする方が楽しいに決まっている。

それでも本当に受かりたい、と思う子はやります。しかし、口ばっかりという子は多いので、結果として約束は守られない。

親も子もストレスがたまるのです。どうしたらいいだろうか、これまで随分相談を受けました。

で、いろいろやってみた結果、一番効果があったのが、塾で預かってしまうことだったのです。

一度、教室に来て、勉強をする、という段階に入ってしまえば、さすがにやるのです。そして今度は終わることが「ひとつのご褒美」になるから、それまではがんばろうという気になる。また、他人の目が入っているから、甘えることもあまりない。

ということか・・・、というのがスタディールームを考えるきっかけのひとつでした。ただ、センター北に来られる子どもたちばかりではない。そこで、いろいろ工夫をした結果としてテレビ会議を使ったスタディールームオンラインもできあがったのです。

なかなか自分で勉強が進まない、と思われたなら、ぜひ利用してみてください。お子さんの状況に合わせてオリジナルカリキュラムから勉強すべき内容を決めることができるので、今必要な勉強から始めることも可能です。

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第355回 答案は見てもらうもの

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■ 入試は模擬試験と違い答案が返ってきません。

■ したがって、何点取ったのかもわからない。問題を持ち帰って答え合わせをしてみても、合格点がわからないから、合格したかどうか確信が持てるわけではない。だから、試験が終わったらもう、あとは結果が出るのを待てばいいのです。

■ それよりもやはり、試験をていねいに答えてくることが大事です。

■ 学校の先生たちは、子どもたちが一生懸命に書いた答案ですから、やはりていねいに見よう、良いところはないか、吟味しようとしてくれます。しかし、一方で答案の字が汚かったり、ちゃんと解答欄に入っていなかったりします。

■ 答案が返ってこないのだから、どういう採点をされても文句はいえない。

■ だから、だれが見てもこれはこう書いていある、と読めるように書かないといけない。記述式の説明だって、なるべくわかりやすくしようと工夫すべきです。

■ 答案は見てもらうものだ、という意識をしっかり持って答えを書いていきましょう。


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