2017年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

ダブルスクール

この時期、ダブルスクールで勉強している6年生は案外少なくないかもしれません。

集団授業と個別指導とか、あるいは家庭教師。また、集団授業をメインと学校別特訓と分けて通っているとか。

随分前の話でいえば、各教科、別の先生に習うので、4教科違う塾に行く、という子もいたものですが、さすがに今はそこまでの子は多くはないが、それにしても負担は決して小さくはないでしょう。

負担を増やせば、何かを減らしたいところではあるので、やはり優先順はしっかり決めた方が良い。

というのは、やはり自分でしっかり考える時間がないと、どうしてもできるようにはならないからです。いろいろな解き方を習ったとしても、実際に自分で使えなければいけない。だから習うだけではだめで、過去問などで問題を解く力をつけていかないといけないわけです。

しかし、一方で確かにここはもう一度習いたい、ということはあるでしょう。ただリアルな先生になるとどうしてもいろいろと拘束される部分はある。その意味では動画の授業は確かに便利です。習うことというのは存外、塾の間であまり変わることはないから、実際にこれだけやればいいということはある。

動画授業として「これでわかるシリーズ」を出したのも、授業を切り出せば負担なくできるからと思ったからですが、それがいろいろあれば、必要なものだけ勉強する、ということが可能だろうと思って、フリーダム進学教室の授業を作っているのです。

子どもたちの負担をただ増やすのではなく、多少なりとも楽な方法はないかを考えていくことがこれからは大事です。

小学生の受験はどうしても体力に限界があるので、効率の良い方法を考えてあげてください。


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第241回 問題文が読めていない

■ 組み分けテストは、その週の学習をテストするので、試験前はどうしても知識を暗記する方に力が向いて、国語の読解をあまりていねいにやっていない子が多いものです。しかし、それが最後の最後にきて影響することになる。それが問題文の読解力です。

■ 近年、入試問題は国語ばかりでなく、理科も、社会も問題文が長くなっています。したがって、その中で必要な情報を整理し、あるいは条件を見逃さないようにていねいに読み取る力が必要になる。算数でも同じです。速さの問題や、売買損益算など、いろいろな条件が積み重なっているわけだから、そこを整理しておかないといけない。

■ ところが読めていない子が多いのです。後から復習してみて「あ、そうだ」「なんだ、そうじゃないか」みたいなことになるわけですが、後からわかっても入試では遅い。試験時間内に気が付いて、正解にたどり着かないと行けない。

■ 本来、5年生ぐらいではじっくり文章を読む練習をした方が良いのです。長い文章を読み慣れることの方が大事で、それに対する抵抗感をなくさないといけない。大人でも長い文章を前にすると、「う・・・」と思うことがあるわけですから、小学生にいたっては当然、そうなる。だから読み飛ばしたりするわけです。

■ ここにきてまだ十分に問題文が読めていない場合は、そこにこだわった練習をすべきです。試験中にはできないが、問題文を音読してみるのもひとつの手でしょう。とにかく問題がわからなければ、当然正解は出せないので、まずここをしっかりしましょう。


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立体図形に関する問題

2016年聖光学院の問題です。

次の見取り図でかかれている図形について、その展開図として考えられないものを2つ選んで番号で答えなさい。

20161011t001

【解説と解答】
これは案外難しい問題だと思うのです。

別に切って組み立てられないから、頭の中で合わせていかないといけない。

ぶつかるところがないか、あるいはあるべきところに正方形がないものがないか、というのがポイントでしょう。

(答え)2、6


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