2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

なぜそんなに手続き時間が厳しいのか

試験を受験するまでは、それほど急がされないのですが、いざ、合格発表の後の手続きは結構急がされる。

いついつまでに、手続きをとらなければ入学辞退とみなす。

書類を時間内に取りに来なければ、理由の如何を問わず合格辞退とする。

など、結構厳しい言葉が試験実施要項に書いてあります。

何校かが連なって同時に学校説明会や手続き締め切りを行ったりするのも、その一連ですが、これは早く入学者を確定させたいからです。

もし欠員が生じるのであれば、早めに繰り上げをしないと、どんどん他に決まってしまう。

そうなると、自校の入学者を確定させることができない。学校は一刻も早く、入学者を確定させたい、と思っているから、こういうことばが出てくるのです。

で、これはまた厳格に実施される。本当に理由の如何を問わず、そうなります。

だから複数校合格した家庭にゆっくりとした時間を与えられる余裕はないのです。

本当ならもう少し考えてみたい、ということもあるでしょうが、そんなことはさせてもらえない。

だから事前に決めた通り、進んでください。

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国語の過去問の答え

子どもが重い思いをしつつ、2つの問題集を持ってきました。

「先生、質問があります。」
「はい?」
「こっちの問題集では答えはエなんですけど、こっちの問題集ではアなんです。どっちが正しいですか?」

ある学校の入試問題なのですが、確かに2つの本で答えが違っている。

算数や理科では滅多に起こることではないが、国語では良く起きます。

それぐらい、最近の選択肢は難しくなったのです。

多分作問者としては、ある論理があって(つまり本文中にこう書いてあるから)答えを決めているのでしょうが、国語の読解に関して言えば、当然解釈が違う場合があり得る。

だから、解答を発表している学校は非常に少ないのです。例えば答えがエであったとしても、イもありえるではないか、と塾や保護者からクレームが入ることは充分に考えられる。だから相当自信がないと発表しない。逆に発表された答えは、まあ塾の解答が違うということはありえないとも言えるのです。

私はその問題を考えてアだと思ったので、アだと説明しましたが、一方でエと考える理由も説明しました。塾や出版社が数人の先生を交えて出した結論なのだから、これはそれなりの考え方があるわけで、確かに、こう考えればエもありえる、ということはあるのです。

で、説明した後で、
「で、これはどちらが正しいかどうかは、学校の先生が決めることですが、しかし、その答えを学校が発表しているわけではないので、わからないから、まあ、どちらでもいいということにしておく、しかないね。」
と締めくくりました。

言われた本人は非常に困惑していましたが、こればかりは仕方がない。

だって、学校も「アもエも○」にしているかもしれませんから。

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この時期はゆったりと過ごす

間もなく、センター試験があるので大学受験生は相当がんばっているでしょう。しかし、これは大学受験生ならではであって、それなりに体力があるからできることなのです。

これは高校受験生も似たところがあるが、小学生にはなかなか難しい。というよりは、それをやらない方が良い、と私は思います。

今は寒い時期だし、子どもたちは疲れれば当然、抵抗力がなくなる。抵抗力がなくなるということは風邪をひきやすくなる、ということなのです。だから、無理はしない。

小学生は、試験直前だからといって無理やり鉢巻しめてやるようなことをしてはいけない。普段通り、というよりはやや普段よりも楽なスケジュールで過ごさせるべきです。

それでなくとも、子どもたちには試験前独特のプレッシャーがかかっています。それはともすればストレスになりやすい。それを乗り越えるだけの体力、経験があるわけではないのです。だから、すこしゆったりとした過ごし方をしていかないと、長丁場である受験は乗り越えられない。

ゆっくりやる分、よりていねいにやるように心がけていけばよいと思います。ミスをなるべくしないように、ていねいに問題を解き、答えをていねいに書くようにする。

それだけでも、数点違ってくる面があるでしょう。入試は1点でも順位が大分違いますから、そういう落ち着きを持った生活を入試前には心がけてほしいと思います。

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