2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

塾対象説明会

今から十数年前、中堅校を中心に塾の先生を対象にした学校の説明会が頻繁に行われている時期がありました。

高校受験の場合は中学校の先生に説明することで、自校を薦めてもらう必要があったので、学校の先生向けの説明会があったのですが、中学受験の場合は基本的に小学校の先生はあまり関係がない。やはり進学指導を担当するのは塾の先生だから、塾の先生に自校を知ってもらうことが必要だ、ということだったのでしょう。

しかしながら、最近はあまり行われなくなってきました。

ひとつには、塾の先生は「実質的な受験校」を薦めることが多いので、あまり知られていない学校は薦めにくい。また学校があまり塾に近すぎても問題が起こる可能性があるので、その辺を考慮した学校が増えたからでしょう。

その代わり、というわけではないが、学校は保護者向けの広報予算を拡大しました。

みなさんがあまり気づかれていないかもしれませんが、実は学校の交通広告は以前に比べてかなり増えています。特にこれから秋に向けては、電車すべてがいろいろな学校の広告で埋め尽くされていたりする。電車ジャックといわれる広告方式ですが、こんなことも行われるようになりました。

説明会も頻繁になってきて、毎週というところもあります。また学校見学は、連絡してくれれば随時できる学校も出てきました。やはり、お父さん、お母さんに直接働きかけることが、一番の広報である、ということが認識されたからだと思います。

したがって、それだけ機会が増えているのを利用しない手はない。

最近は中堅校がだいぶ力を付けてきているので、お子さんに合う学校を新たに見つけられるかもしれません。例えば、お住まいから1時間以内にどんな学校があるか、調べられてもいいかもしれません。

「これはどういう学校だろう?」

と思われたら、ホームページを調べてみてください。各校ともホームページはかなり充実してきているので、いろいろな情報がわかりやすくなっています。これぞ、と思われる学校があれば、一度説明会に出かけられてみると良いのではないでしょうか?

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一行問題は、できない問題だけをピックアップする

算数の基礎をマスターするにあたって、一行問題を勉強することは効果があります。

しかし、一行問題集を何回も繰り返す、必要はありません。むしろ、繰り返すと問題が起こるケースがあります。

それは、パターンを覚えこんでしまう。一行問題には明らかに形がありますから、ついその形で判断する。これはこういうパターンだ、という感じになってしまって、実は問題文が多少違っていることに気が付かず、かえってミスをすることになる。

だから、できる問題を何回も繰り返さない。できなかった問題をピックアップしてやることが大事です。

これが理科、社会の暗記のテキストとは違うところ。

全部、できるようになったら、もうそのテキストは卒業でいい。つまり、後半にやり直さずとも良いのです。良く、「基本にもどる」ということで、こういう一行問題を繰り返す指導をされる先生もおられますが、私は、あまり勧めない。むしろ、卒業して、過去問をやり切るように指導します。

一行問題も過去問には入っているし、多少なりとも形を変えてあるから、そこをていねいに解けば、充分に基本練習にもなりえる。また応用問題を解いていく過程でも、基本は使うわけだから、そこでも練習することになります。あまり基本問題ばかりを繰り返さず、むしろ実戦的な練習を積み重ねた方が良いでしょう。

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僕は家で勉強したい

過去問をやったり、暗記テキストを覚えたり、テーマを復習したり、このお盆休みに家で勉強する習慣がついてくると

「僕は家で勉強したい」

と言い出す子がたまにいます。今まで塾で指示された通りにやってきたが、しかし、わかることも多かったり、できることを何回も繰り返させられたりするうちに、自分で勉強したいと思うようになる。また、実際に自分で勉強するコツを覚えて、それでわかるようになると、こちらの方が効率が良いと思うこともあるでしょう。

これ自体は実は自然なことだと思います。最近の塾はやることが定型化されているから、自分で創意工夫がやりずらいところがある。だったら、自分でやった方が良いと思うのは当たり前だし、それを否定する必要はありません。

ただ、一方で、そのまま半年行けるか?というところもあるでしょう。例えば学校別の対策をどうしていくか。成績が下がってきたときにどうするか。相談したり、別の方法を考えてくれる専門家はやはり身近にいた方がいいことは間違いありません。

ですから、上手にバランスをとってあげるのがいい。つまり、良いとこ取りをしてしまうことです。

塾に行く日数を減らしてもいいし、ある講習会はお休みしてもいいかもしれない。もちろん、費用はかかるかもしれません。部分的に受講できるシステムの塾は非常に少なくなりましたから、費用は削れないかもしれないが、それでも時間をロスするよりは良いと思った方が良いでしょう。

そのためにはやはり、家庭がイニシャティブをとることが必要です。塾の先生とも相談しつつ、しかし、家庭学習の時間もしっかり確保するためには、先生とじっくり話をしておく必要があるかもしれません。別にほかの塾に移るということでなければ、しっかり話をして、秋に向けて良い体制がとれるように工夫してください。

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