2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

好きこそものの上手なれ

志望校を選ぶにあたって、部活動を中心に据える考え方があります。

現在続けているスポーツや習い事をこれからもずっと続けていきたい。そのために学校にその部活があるかどうか、を調べて志望校を決める。

非常に大事な考え方だと私は思います。

今までにも「囲碁」「アイスホッケー」「ラグビー」「硬式テニス」「交響楽」などいくつか相談を受けたことがありますが、部があっても施設でだめになることがあります。

「あの、学校はだめです。」
「え、水泳部あったでしょう。」
「温水プールがない。」
「・・・」
「冬に泳げないと、今は練習にならないのです。」
「なるほど」
妙に納得しました。そうなんだ。そうだろうな、と。タイムを出すということは、そういう戦いなんです。

で、学校がいくつか候補にあがる。で、現在の自分の成績と比べてみる。足りない場合はどうするか。

「がんばるしかない」

のですね。で、こういう子どもたちはがんばる。実際に合格していく子どもたちが多いものです。

やはり
「合格したい」
という気持ちが強いのでしょう。

「好きこそものの上手なれ」
とはよく言ったものだと思います。

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図形の問題で考える力を鍛える

私は塾にいたときから、難しい相似形の問題を出すのが好きでした。「先生、そんな難しい問題、出ないのでは?」と同僚に言われるような問題を平気でクラスで出しては、「これができたらジュースだな。」と景品をかけていました。

すると、子どもたちは一生懸命考えます。そしてひとりやふたり、出来始めると「あいつにできて、俺にできないはずはない」という子どもたちは少なくないので何とか解ける方法はないのかと考えてくれます。

これが考える力をつける一番良い方法です。これだけ必死になって考えると、解説を聞いたときも発見があります。

「なんだ、そうやればいいのか」

この発見がたくさんあれば、あるほど、子どもたちの思考力はついてくるのです。

図形の問題が良いのは、子どもたちが比較的簡単に視認できるからです。速さの問題だと、条件を読み切るところから時間がかかる。しかし相似形の問題は図があるから、子どもがどういう問題であるか、具体的に視認しやすいので、図形が便利なのです。

算数、数学教育において大事なことは、じっくり考えることです。

そういう意味で相似形は格好の題材なのです。大学生や高校生ができない問題を、いとも簡単に小学生が解けてしまうのですから、彼らにとってはたまらない魅力でしょう。

だから、お父さん、お母さんと競争するのも良いかと思います。子どもが先にできたら

「えらい!」

とほめてあげてください。

図形の把握能力が上がると、空間の把握にもつながるので、子どもたちの能力を引き出すのには非常に良いテーマです。

ただし、量は追わないでください。じっくり考える、ことがすでに鍛錬になっているのですから。

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塾に行きたがらないとき

たまに「子どもが塾に行きたくない」というお話を聞くことがあります。

これは大事なSOSだと思って間違いない。塾は本来は楽しいところです。(たぶん)

多くの子どもたちは「塾がおもしろい」と言って来ていることが多い。(たぶん)

いや、少なくともそうでないとなかなか続きません。

しかし、そこに「行きたくない」というのは、やはり何らかの原因がある。

「どうして?」
「なんとなく」

こういう答えが返ってきたら、もっと深刻かもしれない。明確な理由があれば、それについて何等かの手は考えることができる。塾の先生と相談することもできるでしょう。しかし「なんとなく」と答えをごまかすときは

1 理由を言いたくない
2 自分でもなぜ行きたくないかわからない

ということなのです。2の場合は体調に問題があるかもしれないし、1はだれかをかばっているかもしれないので、原因が突き止めにくくなります。

「先生、どうしましょ」
と電話がかかってきたら、

「じゃ、話においで」
と子どもたちに言っていました。

授業に出るかどうかは、決めない。で、とにかく話を聞くことからスタート。でも「なんとなく」という答えが帰ってくることもあり、その場合はいろいろ考えることが出てきます。

ただ、無理に通塾させることはしないでください。

最後、黙ってさぼってしまったりすると大変です。塾に行きたくなければ行かなくてもいい。勉強する方法はあるのですから。

すぐ「遅れてしまう」とか、考えないことです。

むしろ元気よく勉強してくれる方が良いではありませんか。

くれぐれも無理をせず、いろいろ話を聞いてあげて、先生とも相談して、慎重に対処してください。

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